地元から街まで行くには(運転免許のない人の場合)
1.バスを使う
2.フェリーを使う
となります。
車に乗る人ならだいたい30分くらいで街に行けます。(たぶん)
うちの村から対岸を見ればそこはもう「街」なんですがね・・・
間に泳げないくらいの「河(河口近くなんで結構広い、もう一息で海)」があるのがなんとなく歯がゆい・・・
数週間前に街に行く相棒が運動がてら「自転車で行く」と言い出しまして。
で、コレステロールの気になる私もお供しました。
フェリーは自転車持ち込みOKですが、往復だと一人10ポンド!!
(片道9ポンドということが後日判明)
昔は二人プラス自転車で10ポンド払えばお釣りがあったはずなんですがね。
2回目にチャンスがあったとき、「じゃあフェリーを使わなけりゃいいだろう、裏道を使えば車だって気にしなくていい」となって再決行いたしました。
水筒に詰めた飲み物を二人で3本、サンドイッチ・ケーキ・チョコレート・キャンディーなどをリュックに用意。
途中でカフェに立ち寄って一息、なんてことは考えていないのか、「けちんぼだな」と笑ったね、まったく。
今回は目的地が「街」なので、グレムリンはお留守番です。
相当怒ってたけど。
車で30分の道のりを自転車で移動したら普通はどのくらいの時間なんでしょうね・・・
まあ1時間以内に収まるでしょうかね・・
ところが・・
片道3時間使った・・・だってこの「裏道」
「道??獣道ってことですか??ここ、道ですか??遭難の心配とかありませんよね??」だったからです。
サンドイッチを用意しようって言ったの、わかるわ。
お茶飲もうにも売店もないよ。
っていうかトイレどうすんのさ、私は・・・
途中、教会の横を通ったときに道端に大量の真赤なリンゴが落ちているのを発見。
嬉しそうに拾い集める相棒。
元はきちんと手入れされていた木なのでしょうか。
ちなみに割合イギリスの田舎の道路わきにはリンゴ・サクランボ・プラムなんかの木があって、たくさん実をつけています。
地元には栗もあるんだけど、だーれも見向きもしません。
まあスーパーで買えるもんな・・・
ブラックベリーの藪はもう野性。
これも結構美味しいんですがね・・鳥も見向きもしないのか??
このリンゴは道に落ちてるけど、これって木の持ち主の教会の物なんじゃないのか??と迷いはしたんですがね。
人気のない教会でしたが、もちろんお世話する人があるでしょう。
その後、このリンゴは(普通に食べても美味しいリンゴでした、グレムリンも大喜びで頂きました。)
相棒の手により素敵なアップルパイになりました。
それにしても自転車も3時間乗るとお尻が痛かったわ。