年度末で多忙な為、
なかなかじっくりと皆様のブログにお邪魔できず、
引き続き失礼致しておりますm(_ _)m
そんななかですが…
息子、今週中学校を卒業しました![]()
他の卒業生と一緒に式に出るのではなく、
全員下校後に学校へ行き、
校長室で卒業証書を授与して頂きました。
ずっと学校行ってないのに、
今更みんなの中に入っていくのもなあ…![]()
でも、卒業証書はきちんと受け取りたい。
そう言って、息子の選んだ形がこれでした。
当日は
「学校に行くの、すごい久しぶりだー」
と制服に袖を通し、
少しだけ緊張した面持ちで学校へ向かった息子。
校長室では、3年生の先生方と
教頭先生、校長先生とで、
進行の言葉もきちんと入れて
息子だけの卒業式を行なって下さいました![]()
私だけ先に、
校長室で座らせて頂いていたのですが、
胸花をつけて校長室に入ってくる
息子の姿を見たら…
堪える間もなく
涙がこみ上げてきてしまい、
色んな思いと共に涙があふれて
涙腺崩壊![]()

卒業証書を読み上げて頂き、
受け取るだけなので、
あっという間に終わってしまいましたが。
息子一人の為に、
時間を割いてこの場を設けて頂いた事に
何度もお礼を言って校長室を出ました。
しかしね…
花粉症の時期に涙腺崩壊したら、
鼻水もハンパないってね![]()
マスクの下は
涙と鼻水で大変な事になってましたわ![]()
先に校長室を出た息子が、
担任の先生から最後の配布物を受け取っている間、
私は、学年主任の先生とお話をしていました。
学年主任の先生は
息子くんが来られて本当に良かった![]()
よくぞ頑張ってくれた
と
しきりに言われてました。
きっと、卒業証書を受け取りに来る事さえ
出来ない生徒さんも、
今までに見てこられたのでしょう…
「息子くん、もう、覚悟を決めたような感じがありましたね
」
とも言われました。
実は、卒業式の前の週に
通っていた小児科の
最後の診察(症状が安定していた為)があり、
その病院の帰りに、親子で
適応指導教室に挨拶にも寄ってきていました。
適応指導教室へは、
私が有無を言わさない感じで
息子を連れて行ってしまったのですが![]()
今年度は一度も行かなかった適応指導教室でしたが、
それでも先生方があたたかく迎えてくれて、
高校生活に向けての励ましの言葉も頂けたりして![]()
最後にきちんと出来たことで、
息子もケジメをつけられたような
スッキリした感じだったのかもしれません![]()
そんなことを、学年主任の先生にも話しました。
小児科も、ひと区切り。
適応指導教室も、ひと区切り。
そして卒業式で、大きく、ひと区切り![]()
最後に担任の先生と、学年主任と息子の3人で
写真を撮らせて頂きました![]()
これね、息子に学校行く前に確認したんですよ![]()
先生と写真撮ったりする?
息子が、記念に撮ってもいい、と思えば撮るし。
記録に残したくもないって気持ちなら、撮らないよ。
息子的には、どうなのかな?
息子は「撮るなら、撮ってもいいよ
」と。
なので、撮っちゃいました![]()
担任と学年主任の先生に玄関で見送られ、
校舎を出てから
息子一人での写真も撮りました![]()
そして同級生達とは、
1年以上も顔を合わせないまま
静かに学校を去りました
![]()
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こんな風に、静かに穏やかに
先生方に見送って頂けたせいなのか…
私、卒業式後から
なんとも名残惜しいような
感傷的な気持ちになってしまったんですよ![]()
いや、ホント![]()
不登校になってから
学校とのやり取りは波瀾万丈だったので、
そんな気持ちになってしまう事に
驚いて、戸惑ってしまいまして![]()
今更、何でこんな気持ちになるんだろう![]()
「義務教育終わって、はー、スッキリ
」
ってなると思ってたのに![]()
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この前は、なんの感慨深さもないなんて思えてたのに![]()
なんとも言えない、消化不良のような
名残惜しい感じでモヤモヤして![]()
感傷的な思いが抜けなくなってしまいまして…![]()
スッキリ出来ない事に
不安にすらなってしまったんですね![]()
でもね、こういう時こそ
自分の気持ちに、じっくり向き合うのが
実は一番の解決法
不登校を乗り越えた多くの親御さんが、
きっと同じような術を
身につけられたんじゃないかな![]()
感傷的な気持ちに向かい合いながら、
少しずつ、自分の中で
質問と答えを繰り返していきました。
息子にあの学校に通い続けて欲しかったのかな?
…それはないな。
息子の通信制高校進学の選択を後悔してるのかな?
…それもない。
だって、息子は高校生活に向けて
あんなにイキイキと、やりたい事を語ってるもの![]()
先生や同級生達と、離れがたかったのかな?
…それも違う。
いや、むしろ、早く離れたかった。
離れたいと思う様な、対応もされてきた。
けど、
それでも最後は、
息子の希望通りの形で、
息子に寄り添うように、
あたたかく送り出してくれた。
………
そうか![]()
最後には、本当に心から
学校の対応に感謝出来たからだ![]()
不登校になったけど、
やっぱり、この学校に入学出来て
良かったって思えたからなんだ![]()
そんな思いを探り出せたら、
モヤモヤがすぅっとなくなり、
なんだか晴れ晴れとした気持ちになりました![]()
![]()
終わり良ければ、全て良し![]()
親として、中学へ思い残すことは
ある意味なくなった感じですかね![]()
長くなってしまいましたが、
ひとまず息子の卒業についての記録です![]()