チラホラ皆様のブログにお邪魔しつつ…
相変わらず仕事が多忙すぎて、
足跡も残せずの読み逃げも多く、
大変失礼しておりますm(_ _)m
とはいえ、もうすぐ、息子の義務教育も終了です。
なので、特別な事はないけど、
今思う事を
少し書き残しておきたいなと思います
3年生後半からは、
朝の欠席連絡省略にも成功し、
毎週末に私が配布物を受け取りに行くのみ。
それも残すところ、僅かとなりました。
ていうか、まだあるんですよ
そう、息子の中学の卒業式ねぇ…
3月4週目なんですよ。
都内の私立中高一貫校に通ってた
従姉妹の娘ちゃんが、
3月初めに「卒業しましたー」って
インスタにアップされてて、
はやっとビックリしましたが…
いやいや、息子の学校が
小学校並みの遅さなだけ
以前は小学校と同じ日で、
兄弟で日程の重なってしまう家庭もあり、
保護者から日程をずらしてほしいと
要望出てましたしね
まあね〜
公立だし、中高一貫だから仕方ないのかなぁ
と、県内の他の公立中高一貫校を調べてみたら…
3月初めに卒業式行われてるし
そして、他校は
高校の部がスタートまでの春休みの間に
(今年は中止になってたけど)
海外への語学研修とか
そういった事が行われてる様子。
息子の在籍校の予定表を確認すると、
卒業式が遅い事だけじゃなく
式の2日前まで、普通に授業してる
もちろん、3月中も
土曜日の特別補習等もバッチリあり。
いや、ほんと、詰め込むなぁ
学校通えてた時も、忙しいなとは思ってたけど。
離れて見てみると、
行事と勉強とぎゅうぎゅう
ま、文武両道を掲げてるから、
これだけやるって事なんだろうか。
学校通えてる子達、
ほんと、みんな良くやってるな。
素直にすごいわと思う。
コツコツやるのが好きな子とか、
こういうのが合ってる子には
素晴らしい学校体制なんだろうな。
それにより、力がついていく子も多いんだろう。
の割に、東大合格は一期生以降出てないけどね。
改めて、第三者的に見てみたら、
やっぱり息子には、諸々
キツい環境だったんだろうなぁと思えました。
けど、だからといって、
受験してこの学校に入ったことは、
親としては後悔していませんし、
息子も、そうなのではないかなと思います。
息子にとっては、
不登校になってもなお、
この学校に合格したということは
一種のステイタスでもあったように感じるからです。
なぜなら、息子なりに、
この学校に入りたいと目標を決めて、
努力して、成し遂げた事でもあるから
ある意味、成功体験の一つですね。
ま、その成功の結果にまた、
不登校があるというのも、
なんだかヘンテコな感じですが
ここに合格してからというもの、
知り合いを通じて
息子の学校を目指す子の親御さんから、
受験のアドバイスというか、
合格する為にどんな事をやっていたのか、
聞かれる事が度々ありました。
不登校になってからも、
不登校である事を知らない人から
やはり聞かれる事はあり…
あえてカミングアウトする必要もないので、
不登校の事は言わずに
息子の取り組んできた事を話したりしてました。
不登校になるまでは、
受験の際の息子の取り組みについて、
頑張っているとは思っていたものの…
なんとなく、
受験なんだから
頑張るのは当然のような感覚でした
不登校になってから、
受験の為に息子が取り組んでいた事を
小学校の頃のママ友事細かく話した事がありまして…
一つ一つ伝えるごとに、ママ友から
「え?息子くんすごい
そんな風に考えて、それで取り組んでたんだ!
ウチの子なんて、そんなの考えさえせず
なーんにもしないで、
ずいぶん、のほほんと小学校過ごしていたわ
息子くん、ホントに色んな事を考えて、
頑張っていたんだね」
と、言われました。
テストの勉強だけじゃなく、
内申書の事も考えて、
学校行事でも、自ら進んで仕事をしていた息子。
私が育成会の役員をしていたのもあって、
地域の行事にも、頻繁に参加してました。
周りの仲の良い子が遊んでいる中、
息子なりに、中学受験で合格に必要な事を
考えて、一生懸命取り組んできてた。
そうだよね、息子は本当に頑張ってた。
頑張って、頑張って…
そして、自分で目標を成し遂げて、
それからも、尚、息子なりに
この学校で頑張ろうと、やってきてた。
不登校は、怠けでも甘えでもない。
その子に合わなかった環境で、
それでもなんとか合わせようと、
頑張った子供が
頑張りすぎて限界を迎えてしまっただけ。
(もちろん、子供によって多種多様だとはおもいます。
あくまでウチの息子を見ていての事です。)
うちの息子は、基本的に
全日制の学校体制自体、
合っていなかったのかもしれません。
それでも小学校の頃は、
素晴らしい担任の先生との出会いや、
多彩な学びが中学校より多かったので
なんとかやってこれたのかもしれません。
今の、息子の在籍校が悪いというより、
もともと合わないところに
ここまでの詰め込みタイプの、
捉え方によっては支配的とも思える
キツキツの教育体制が
余計に悪かったのかもしれないです。
そんな事があるからなのかなぁ。
先日、学校に配布物を取りに行き、
この学校との関わりも、
あと僅かだなあと思った時。
なんの感慨深さもなかった
寂しさも、悔しさも、残念さも。
息子が、もっとこの学校で過ごせたら良かったのに、
なんて気持ちが、全然湧いてこなかった。
まだ卒業してないせいか、
解放感的もあるわけでないし。
なんか、ほんと、何もない。
小学校卒業の時は、
もっとずっと感慨深かったのになぁ
ただ、ただ、通過点に過ぎない。
そんな気持ちでした。
それでも、卒業を見届けたら
きっと泣いてしまいそうな気もします。
それはきっと、こんな思いだからだと
最近、またこの歌を聴いて、思ってます。
嬉しいのに
涙が溢れるのは
君が歩んできた
道のりを知っているから
さて、息子の卒業式は一体どんな形になるのか。
卒業証書は、きちんと受け取りたい
ただ、ずっと学校行ってないから、
今さら、みんなの中に入っていくのも…なんだか
そう、息子は言ってます。
色んな方法がある事を
息子には伝えてあります。
まだ息子から明確な答えはありませんが、
息子なりに、良い形で
一区切りつけられればいいなと思います