米文学を専攻してた、あたし
尊敬する大好きなゼミの先生は、女性だったんだけどね
その先生が
「殺し合いの戦争は、政治の指導者が男性だから起こる。女性が指導者だったら、きっと起こらない」
というような事を言っていた
何故なら
母親は、
自分の子供を
わざわざ死にに行かせる様な事
絶対しない
死ぬ思いで産んで
一生懸命育ててきた我が子に
わざわざ命を落とすような事をさせられない
戦時中
子供を送り出した母親は
どれだけの思いだったんだろう
男の子の母親として
想像するだけでも、いたたまれない…
少し話は変わるけど
もしも事故とかがあった時
きっと、親なら誰もが思うことだろうけど、
自分よりも、子供を助けてって思う
だけど、子供だけ助かって、あたしが死んでしまったら…
この子一人になってしまう
かと言って、あたしが助かって
子供が居なくなってしまったら
それこそ、生きていけない
あたし以外に
あたしと同様に
この子に愛情と責任を持てる人なんていない
本来なら
もう一人いるべきなんだけど
元旦那ね…
一番あてにならない
あたしの父がいるけれど
やっぱり、全てを任せる事は出来ない
そう考えると
この子を残して死ぬワケにいかない
かといって
あたし一人生きるワケにいかない
あたしは、この子と共に生きなければいけない
だけど、本当の本当に万が一の事があった時
この子が残されてしまった時
そんな可能性がないワケじゃないから
遺言書とか、書いておこうかなって思ったりする
大した事じゃないんだけどね
あたしの父が引き取るか
元旦那が引き取るか
出来る限り、チビの気持ちを尊重してほしい、とか
そんなに高額じゃないけど
チビの為の貯金
例え元旦那がチビを引き取っても
絶対、元旦那に渡さないでほしい
父か弟に管理して貰って
チビが必要な時
例えば進学の時とかに、チビに渡してほしい
って事だけ
死んでしまったら
何も伝えられないから