小室圭氏

小室圭氏と眞子さんは推定125万円の家賃を払えるのか

 

 

 どれほど逆風にさらされても、眞子さんは小室圭さんとの結婚を諦めることはなかった。渡米後のさまざまな困難もすべて乗り越え、彼女はようやく新居で“理想”の生活を始めようとしている。しかし、その裏にあるかもしれない「皇室利用」の思惑を、眞子さんは自覚しているだろうか──。

 

「小室さん夫婦は、いまのマンションの賃貸契約の更新時期である今年の11月に向けて、物件探しを続けてきました。やっと正式に新居が決まり、目下、家財道具や荷物などを運び出す準備が進んでいます」(在米ジャーナリスト)

 

 小室眞子さんと圭さんが米ニューヨークに渡ってから、この11月で丸2年を迎える。現在ふたりが住むマンションは、ニューヨーク・マンハッタンの西部の「ヘルズキッチン」と呼ばれる地区にある。

 

 ヘルズキッチンの環境は良好とは言い難い。午前中は、車の排気ガスに加え、観光用の馬車がメイン通りを何十頭も通り、異様な臭いが立ち込める。午後に差し掛かると、目的もなくぼんやりと佇んでいるような人が増え、街全体に重苦しい空気が漂う。

 

 部屋の広さも心もとない。間取りはワンルームで、元皇族が住むには手狭だ。広く快適な秋篠宮邸で生活するのが当然だった眞子さんにとっては、さぞ窮屈だっただろう。引っ越し先は、ニューヨーク郊外の高級住宅街にある白亜の大豪邸で、オーナーは中国出身のAさんとその夫。彼らが小室さん夫婦に家を貸す“本当の理由”とは──。

 

小室さんは勤務先の法律事務所の花形部署「国際貿易と国家安全保障」部門に配置転換された6月以降、順調に“実績”を積み重ねているようだ。10月12日に公表されたレポート「貿易問題に関する報告書」にも執筆者として名を連ねていた。

 

「勤務先には11時を目安に、いまの自宅マンションから徒歩で出勤しているそうです。弁護士資格を取る以前はAirPodsを装着して鼻歌を歌いながら出勤していた小室さんですが、弁護士になってからは多忙で音楽を聴く余裕もないのか、常に携帯に気を取られ、時には歩きスマホで仕事の対応をすることもあります。

 

 15℃ぐらいまで気温が下がっていたこの10月中旬にもワイシャツ一枚で溌剌とした姿を見せていました。充実した日々を過ごしているんでしょうね」(前出・在米ジャーナリスト)

 

気温が下がっていたこの10月中旬にもワイシャツ一枚で溌剌とした姿

気温が下がっていたこの10月中旬にもワイシャツ一枚の、小室圭氏

 

 

一方で、眞子さんは表立った活動を控えている。

「小室さんは平日仕事ですから、眞子さんが中心となって引っ越しの準備を進めている。それももう佳境でしょう。

彼女は現在、佳子さまがひとりで暮らされる、秋篠宮邸近くの『分室』(東京・赤坂御用地)に私物を残してきていますから、その送付手配なども行っているのではないでしょうか。現在のマンションは11月中旬で解約する運びになることが正式に決まったので、早ければ10月中の週末にも引っ越すかもしれません」(皇室ジャーナリスト)

 

 夫婦の新居は前述の通り、ニューヨーク郊外の高級住宅街にある。ヘルズキッチンとは打って変わって静謐な空気をまとったこのエリアには、広大な庭のある豪邸が整然と立ち並び、各家は樹齢が数十年に上る大木に囲まれている。まるで一帯が森林のようだ。心なしか、ニューヨークの中心部よりも肌寒い。夕方にはリスが走り回るなどの光景も見られる、のどかな環境である。

 

 人通りもマンハッタンと比較すると段違いに少なく、ジョギングやスケボーの練習、犬の散歩をしている人とごくたまに遭遇するのみ。車移動が一般的なのだろう。

 

「この地域の治安のよさは折り紙付きで、アメリカでは珍しく、夜間に散歩をしても危険ではない地区として知られています。というのも、住んでいるのが富裕層ばかりなんです。医者や銀行員、駐在員も多いかな。日本人にも古くからゆかりのある土地と聞いていますから、小室さん夫婦にとっても安心でしょう」(新居の近隣住民)

 

1900年代前半に建築された邸宅は2階建てで、ブラウンのレンガ調の屋根と白い外壁。クラシカルな外観だ。間取りは3LDKで、外庭と地下室も付いている。1階は、家族の共用スペースとして、リビング、ダイニングなどがある。2階はプライベートスペースで、メインのベッドルームのほかに、2つのベッドルームを備えている。つまり、家族何世代かが一緒に暮らせるように造られている邸宅なのだ。

 

 小室さん夫婦にとって、このタイミングに「子供部屋」が必要になったということなのだろう。

「小室さん夫婦がこの家を選んだ理由には、子育てのしやすさもあるのでしょう。これだけ自宅が広ければ、子供が何人いてもまったく問題ありません。

また、この地域は治安のよさのみならず、公立学校のレベルが高いことでも有名です。そうした教育のことまで視野に入れて、引っ越し先を決めたのでしょう。さらに、小室さんの母・佳代さんや、小室さんの祖父を呼び寄せて暮らすことも将来的には考えているのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)

 

フルートとジャズピアノ

 

そもそもこの邸宅は、小室さんと深いつながりがある人物の持ち物だった。

「小室さんの留学先だったフォーダム大学ロースクールの中枢幹部のBさんの持ち家でした。Bさんは2年半ほど前に、約1億3000万円でこの家を購入しました。つい最近、Aさん夫婦に売却するまでは、実際に本人が住んでいたようです」(前出・新居の近隣住民)

 

 小室さん夫婦が婚約内定会見を行った2017年9月前後には日本を訪れたこともあったというBさん。2018年に小室さんが留学した際には、フォーダム大学は彼を「プリンセス・マコのフィアンセ」とホームページで紹介したので、Bさんが小室さんの存在を知らなかったはずはない。

 

「2021年10月の結婚会見で、眞子さんは小室さんに『海外に拠点を作ってほしいと私がお願いした』と自ら明かしました。ふたりの渡米より前に、フォーダム大学の幹部のBさんが所有する家に移り住むという計画が存在していたのかもしれません」(宮内庁関係者)

 

 ただ、佳代さんの金銭トラブル発覚や、2度の司法試験の不合格で、Bさんの家への引っ越し時期は当初の想定よりもかなり遅れたのだろう。世間の注目がますます夫婦の動向に集まるなかで、新たな一手を模索せざるを得なかったはずだ。

 

「小室さんは“皇室のコネ”を使って授業料免除の特待生として入学したのではないか、と指摘されていた時期に、フォーダム大学の執行部のBさんから自宅まで提供されたのでは、あまりにも露骨です。明るみに出れば、大学としても“特定の学生を優遇しすぎではないか”という批判にさらされかねません。

 

そこで、小室さんはBさんから直接ではなく、Bさんが売却した先であるオーナーと賃貸契約を結ぶというスキームに舵を切ったのではないか」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 そのオーナーこそ、中国出身のAさん夫婦である。Aさんは、ワンレングスボブの30代後半の女性だ。生まれは中国で、中国国内の最高峰の大学を卒業後、アメリカの名門大学に留学。さらに、アメリカの別のロースクールを卒業したエリートだ。

 

「彼女の専門領域は裁判の分析や調査で、主に裁判官を支援しているようですね。ニューヨーク最高裁判所関連の仕事も多数行っており、ニューヨークの法曹界でも名の通った人物です。

 Aさんと小室さんの仕事の領域は重なる部分がありますから、2人が知り合いでも不思議ではない。当然、フォーダム大学ロースクールのBさんもよく知っているでしょう。ちなみにAさんはフルート、小室さんはジャズピアノと、趣味の面でも楽器という共通点があります」(別の在米ジャーナリスト)

 

また、Aさんの夫もAさんと同じく中国出身の30代後半で、中国国内の一流大学を卒業後、アメリカに留学。現在は、世界的なIT企業の研究員として働いている。

「Aさん夫婦は今年8月、長期ローンを組み、約2億2000万円で邸宅を購入しました」(前出・在米ジャーナリスト)

 

 前述の通り、2年半前の時点ではこの家は約1億3000万円で売買された。つまり、この間に価値が1.6倍にもなったというわけだ。

 

「ニューヨークは全体的に不動産価格が高騰し続けているとはいえ、たった2年半で、資産価値がこんなに上がるものでしょうか。Aさん夫婦は、“次の借り手”を見越して、相場よりも高い値段で購入したのでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)

 別の在米ジャーナリストも続ける。

 

「ふたりはパワーカップルではありますが、大型ローンを組んで2億円超で購入した自宅に住むこともなく、見ず知らずの人間に貸すでしょうか。初めから、小室さん夫婦に貸すつもりでこの家を買ったのではないかと考えるのが自然でしょう。

 

Aさん夫婦は、眞子さんと小室さんに何かしらの“メリット”を見出して、スポンサーないしパトロンになろうとしているのかもしれません」

 

家賃がいくら高額でも大丈夫

 小室さんは新居に賃貸契約で住むことになっているが、2億円豪邸の家賃は一体いくらになるのか。

「3ベッドルームの一戸建ての家賃収入は、2023年の全米平均で7.5%だといいます。当てはめると、2億円豪邸の家賃相場は月々125万円になります」(不動産関係者)

 

弁護士登録を果たしたことにより、小室さんの年収は跳ね上がったとみられている。とはいえ、これほど高額な家賃を払い続けることはできるのだろうか。「眞子さんの存在がある限り、家賃の心配はないでしょう」と話すのは、前出の皇室ジャーナリストだ。

 

「そもそも小室さんは、当初年収600万円ながら、家賃50万円超のマンションに住んでいました。元皇族の眞子さんを、家賃が払えないという理由でセキュリティーの緩い物件に住まわせて危険にさらすわけにはいきませんから、何らかの援助があったと考えるのが当然です。今回に関しても、“どこか”から救いの手が差し伸べられるでしょう。Aさん夫婦は、そこまで見越して契約をしたのではないでしょうか」

 

 元皇族の眞子さんと縁を持つメリットはほかにもある。彼女は現在の天皇陛下の姪であり、将来の天皇の実姉。“菊のカーテン”に隠された日本の皇室の内部を詳らかに知り、また、皇族方と直接連絡を取ることもできる、唯一無二の人材だからだ。

 

「ロイヤルや富裕層の人脈が重宝されるアメリカのビジネス界ではもちろん、中国国内でも、日本の皇族とのかかわりは重宝されるでしょうね。眞子さんにとって、新居は広大で子供部屋もある、恍惚とせずにはいられない理想の邸宅かもしれません。ただ、眞子さんの一挙一動が利用される可能性があること、場合によっては国際問題に発展しかねないことを、彼女には強く認識してほしいです」(前出・宮内庁関係者)

 

 本誌『女性セブン』はAさんに、小室さん夫婦に家を貸すことになった経緯や、小室さん夫婦との関係性について尋ねたが、期日までに回答はなかった。入居の日は、すぐそこまで近づいている。