夫婦の結びつきはより強固に

眞子さんと晴れて試験に合格した小室圭さん

 

  秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さんの夫である小室圭さんが、今年7月に受験したアメリカ・ニューヨーク州の司法試験に、3度目の挑戦で合格した。昨年7月と今年2月の受験では不合格となり、今回も不安視する見方もあったが、合格率66%のというハードルを見事にクリアした。

 

 小室さんは現在ニューヨークの大手法律事務所に「法務助手」として勤務中だ。3度目の不合格となれば、解雇される可能性もあると言われていたが、今回晴れて合格したことで、今後の生活も安定することとなりそうだ。

 

 また、これまで、ネット上では厳しい意見を受けることが多かったが、今回の合格で風向きも変わってきそうだ。

 

ネットでは、〈この合格を契機として、ご夫婦とも真の幸福を願っております〉、〈暗いニュースしかない現在の日本に、明るいニュース、全国民が待ちに待っていた朗報です〉、〈おめでとうございます。

これからもご夫婦仲良く日本と世界の架け橋に尽力ください〉などと、好意的な声が多く聞こえてくる。

 

 大きな一歩を踏み出した小室さんだが、秋篠宮家との関係については、今なお不安材料が残っている。

 

「まず、小室さんの母・佳代さんに関する諸問題があります。元婚約者との400万円の金銭トラブルは一応解決した形になっていますが、一方で佳代さんが過去の交際相手である彫金師の男性に貢いだという1600万円の返金を求めていることが週刊文春に報じられました。

 

 このトラブルの行く末がどうなるかという以前に、金銭トラブルがいくつも出てくること自体が問題視されかねない。佳代さんに関する報道が出るたびに、“小室さんは秋篠宮家の長女の夫としてふさわしいのか”という声が浮上してしまう。

皇室にとっては、避けたい事態であることは間違いないでしょう」(皇室ジャーナリスト・以下同)

 

 また、小室さんが、“将来の天皇の義兄”という立場を利用しているとの疑念を脱ぎ去ることも難しい。

 

「ニューヨークの司法試験を2度も不合格になってもなお、現地の法律事務所で勤務できているというのは異例のことです。普通の受験生であれば、2度不合格となった時点で解雇されていてもおかしくはない。

 

にもかかわらず、小室さんが今まで勤務できているのは、“将来の天皇の義兄”という立場であるからこその特別扱いだと言われています。

 

 今後、小室さんが弁護士になって、さまざまなビジネスに関わっていくなかで、同様に“立場”を利用するケースがあるかもしれません。

小室さん本人がそういった意識はなくても、周囲にその立場を利用しようとする人が出てくる可能性も高い。

 

いわば、小室さんが“皇室を利用しようとする人”を引き寄せてくるかもしれないということを考えると、秋篠宮家との距離を置かざるを得なくなるのではないでしょうか」

 

 

また、“皇室関係者”であるという事実によって、弁護士としての業務を遂行するなかで難しい状況に直面する可能性も否定できない。

 

「今後、小室さんがどのような案件を扱っていくかはまだわかりませんが、弁護士である以上、小室さんは特定のクライアントの味方になるわけです。

 

それを“皇室関係者が特定の企業や組織に肩入れしている”と見る人がいるならば、宮内庁としても小室さんの業務内容を無視できないはずです。

 

小室さんのクライアントが限定される可能性もあり、新人弁護士としては少々扱いづらい存在になりかねないと思います」

 

 ニューヨークの司法試験に合格したからといって、必ずしもそれですべてが解決というわけではない。小室さんの向かう道には、超えるべきハードルがまだまだあるのだ。