結果は次のとおり。

葉柄の付け根を壊して得られた繭の数は65個。↓


2008/9/22/8:28 撮影 写真1


葉柄を壊す途中に転がり出た成虫の数は20匹。↓


2008/9/22/8:39 撮影 写真2



こんどは、写真1の繭を1つ1つ解す。

繭の中から成虫が次々に現れる。↓
成虫がいる繭はこの中に入れながら作業を進める。


2008/9/22/8:53 撮影 写真3


蛹。↓


2008/9/22/8:53 撮影 写真4


解し終わった繭。↓


2008/9/22/9:08 撮影 写真5



この有り様。↓


2008/9/22/9:12 撮影 写真6


調べた結果。
葉柄を壊す途中に現れた成虫=20
繭を解して現れた成虫=21
繭を解して現れた蛹=4
繭を解して現れた幼虫=1

合計46匹

※土嚢袋を破って、この袋から脱出しようとした成虫が1匹いた。
それをくわえると47匹になる。



今日見つかった繭の数は65、上記の数と一致しない。
念を入れて数えたので間違いはない。

9月8日、この一連の作業に取り掛かる前(ヤシの処理に掛かる前)に、成虫として飛び出したのだと思う。
よほど早めに対策を講じない限り、被害の広がりを防ぐことは出来ないのではないか。


樹高123cmのナツメヤシの若木から、今日までに見つかったヤシオオオサゾウムシの数は、
幼虫=71
蛹=9
成虫=54
繭=49(この繭は9月9日に見つかったもので解さないまま処理)
である。

調べていない土嚢袋はあと3つ残っている。