30代で子宮癌で亡くなった幼なじみとお母さんが夢に出てきてくれました。
お母さんはおそらくまだ生きておられると思います、会ってお礼が言いたいけれど私達が住んでいた市営団地はもう無いので…。
同じ市営団地なのに、彼女と我が家は全く違っていました。
我が家はゴキウヨ。室内は鬱気味の母が掃除出来ずインテリアなんてなし。
彼女の家はソファや二段ベットがあり、泊まらせて頂くとフルーツサラダが出てきたり生活に楽しみがあった。
「ステーキ食べにいかんね!(福岡育ち)」と仕事帰りに連れて行って下さる明るく美人のお母さん。
休日にあちこち連れて行って下さるお父さん。
決して彼女の家が裕福だったわけでなく、途中お父様が勤務する販売店は倒産したりもしました。
当時はまだ少なかった共働きで楽しく生活する知恵があるご両親でした。
しかしうちの両親は感謝するどころか「販売店なんていつ潰れるかわからない」と侮蔑するのみ。
食事代を出して貰ったなら私の分は返さないといけないはず。
しかし専業主婦でも私に興味が無かった母は私が受けた恩を全く知らなかったのです。
知ったとしても性格が幼い母にはお礼をする事も思いつかなかった筈。
親子の会話もない家でしたしね。
私の両親には天国で幼なじみのご両親に会ったらお礼とお詫びを言って欲しい。
そして私もしっかり者でいつも私を叱っては優しくしてくれた彼女にお礼が言いたい。
彼女が生きていたら一緒に旅行に行ったりできたろうに、と夫と言い、自分の大切な人達との縁の短さの運命を嘆くのでした。
孤独に生きる運命なんだろうねぇ。
えりまとーです闘病中の友も夫の死の後すぐ透析中亡くなりました。
昔からずっと毎日メールやLINEする仲でした。