シダキュアというスギ花粉症の舌下免疫療法用の舌下錠を服用し始めてから、早くも1年が経ちました。
2024年5月からスタートし、今年の春の症状や服用状況について振り返ってみたいと思います。

#### 服用状況について

毎日ほぼ欠かさず服用できましたが、旅行中やインフルエンザにかかった時は服用できず、月に数回はうっかり忘れることもありました。服用タイミングは夜寝る直前にしています。

通院は最初の数回は副作用の確認や容量調整のために1週間から1ヶ月ごとにありましたが、確か3回目の通院で9ヶ月分のリフィル処方箋をもらい、その後は3ヶ月ごとに薬局で薬を受け取る形に。リフィル終了後は再度通院し、また9ヶ月分の処方箋をもらいました。

副作用は初回から現在まで全く感じていません。担当医師は耳の奥が痒くなったりしたそうです。
服用時の舌下保持時間は体感で約2分ほど。
最初は時間を計っていましたが、今は自然にできています。本当は厳密に1分間測った方がいいかと思います。

#### 春の花粉症の症状について

例年、花粉飛散開始の約2週間前から鼻がムズムズし始め、ピーク時には鼻詰まりがひどくなります。
例年は2月初旬から予防的にアレルギー薬を飲み始め、本格的な飛散時期には目薬と点鼻薬が欠かせません。

私は小学校3年生でスギ花粉症を発症し、大学受験期には鼻の粘膜を焼く治療を受けましたが効果は長続きせず、子どもを出産した直後にもレーザー治療を受けましたが、やはり服薬は必須でした。

#### シダキュア服用後の1シーズン目の変化

今年は予防薬を服用せずに花粉飛散開始を迎えました。3月第1週は少し鼻がムズムズし、第2週にはくしゃみと鼻水が辛くなり、マスクとアレルギー薬を使い始めました。昨年よりは症状が軽くなった印象です。ただピーク時はマスクと薬なしでは耐えられません。

特に良かったのは、目のかゆみがほぼなく目薬が不要だったことと、鼻詰まりが起きずステロイド薬を使わずに済んだことです。

なお、ヒノキ花粉症も持っているため、4月からは鼻の粘膜のかゆみが例年通り強く出ました。
調べるとシダキュアはヒノキ花粉にも多少効果があるという説もありますが、私の体感では全く効いていません。
もしヒノキ用の舌下錠が開発されたら、ぜひ服用したいと思っています。
製薬メーカーの皆さま、ぜひ研究開発をお願いします!