「年末年始に、そんなに働くなんてありえない」
って、昔からよく言われるのですが、
私は、働く。
正確に言えば、12月半ばから、1月7日までほぼ休み無く働く。
23歳で店を始めてから、そんな生活が27年間続く。
ま、仕事の合間に、外食したり、スーパー銭湯行ったりはしますが。
動物を扱う仕事ゆえ、休むわけにはいかない。
私が休むと、困る人間や、その他生き物達が続出するからだ。
しかし、嫌ではない。
なんなら楽しい。
好きでやってる仕事なのと、こう働き詰めだと、ランナーズハイみたいな、仕事ハイになってくるからだ。
年末年始の私は、テンションが上がる。


そんな私を小さい頃から見ている息子。
「年末年始、バイト入れちゃった
」と。

「あらま
何で
」と聞くと、


「だって年末年始、どこ行っても人が多いし、ボッタクリ価格じゃん
だったら仕事して、世間が落ち着く頃、遊びに行くほうが賢明じゃん
」



、、、、、
全くもって同意見。
親の後ろ姿、恐るべし。
そんな私、仕事の合間に、プラセンタ注射や、白玉注射をちょいちょい打ちに行く

行きつけの皮膚科には、ベテラン看護師さんもいれば、新人看護師さんもいる。
先日打ちに行った時は、可愛らしい新人看護師さんが私の担当だった。
プラセンタ注射は筋肉注射なので、腕に簡単にぶっ刺せるようだが、白玉注射は静脈注射なので、少し技術がいるようだ。
可愛らしい看護師さんが、
「ごめんなさい、少しチクッとしますね
」と言いながら、腕の静脈に針を刺したのだが、全く痛くなかったので、


「過去イチ痛くないですよ
」と言ったら、

「あ、、、静脈に全く刺さってなかったです
スミマセン、もう一度いいですか
」と言い、針を抜いて、もう一度刺したのだが、「あれ
あれ
スミマセン、静脈に刺さらなかったので、もう一度抜きますね
何度もスミマセン

」と、言い針を抜いた。










その姿があまりにも可哀想で可愛くて、
「全くもって痛くないですよ
さぁ、もう一回、頑張ってみましょう


」と、元気づけて、逆側の腕に変えて、再々チャレンジしていただいた。






「あ、今度は入った気がします
少しづつ、お薬入れていきますね
」と、言ったので、ホッとしたのも束の間、なんか、感覚的に静脈に薬液が入っている気がしなくて、




「ん

入ってます

」と聞いてみたところ、






「、、、、
スミマセン入ってないみたいです〜


」と半泣きで言ったのが、ドリフのコントみたいで、おかしくておかしくて、ゲラゲラ笑ってしまった私。





ベテラン看護師さんを呼ぼうとした可愛らしい看護師さんに、
「大変ですよね、美容師さんにはカットモデルがいるのに、看護師さんには注射モデルがいないんですから
私、全然痛くないんで、私で練習しちゃって下さい
」と言い、再再々チャレンジ。



4度目の正直、無事、注入

「何度も、何度も痛い思いさせてしまって、本当にスミマセン」
「アハハハハハ全然大丈夫ですよ
命に関わる注射じゃないんですから、私の腕で良ければドンドン練習しちゃって下さい
」
「本当にスミマセン〜本当にありがとうございました〜
」
ってなカンジで、無事、白玉注射を打ち込んできました

次回から、あの新人看護師さんを指名して、練習台になってあげたい
と、心から思った、師走のとある日の出来事でした。


ちなみに私の血管は太くて真っ直ぐと評判の血管なので、練習台にはもってこいだと思う。
性格が図太いと、血管も図太くなるのか、、、
では皆様、よい年末をお過ごし下さいませ
またね
ソ・イングク氏の寝起き顔と、

口周りの吹き出物と、

大泉さんの半目開けた寝顔に、




経口摂取と、血管からの直接アプローチで、どう変わるのか⁉️
半年後くらいに少し変わるかな、、、楽しみだなぁ