あ、あの〜、一応、大人なんですけど、、、
子供の頃から、現在に至るまで、
ちんちくりんで有名な私。
女子からは、
「もう~ミツエビちゃん、ちんちくり〜ん
」
男子からも、
「おまえ、本当にちんちくりんだな」と、言われ続けていたので、別に『ちんちくりん』に関しては、何も思わない。
だがしかし、
この『ちんちくりん』が故に、他人様に誤解を招くコトが多々ある。
お恥ずかしながら、三十路になるまで、居酒屋さんに行くたびに、「あの〜、身分証明書見せていただいてもよろしいでしょうか?」と、言われることも多々あり、
息子が生まれてからも、
息子とプールで遊んでいたら、息子が転んで怪我して、救護室に連れて行ったら、係員の方に、「お母さんも一緒に来てる?」と、言われたので、「私が、お母さんですが」と、謎の会話をするという事態に。
どう考えても、私の『ちんちくりん』さが招く悲劇、いや、喜劇。
そんな『ちんちくりん』のせいで、
今でも度々、おかしな事態に遭遇する。
数日前、全て個室の歯医者さんへ行ったときのコト、
『どうぞ〜』と、通された部屋が、なんともメルヘンなお部屋で、椅子に座ると、ライトにチンパンジーと象のぬいぐるみがぶら下がり、ギャラリーにはウサギや犬やネコのぬいぐるみ達が
。
目のやり場に困り、正面を見ると、可愛いセキセイインコのハト時計らしきモノが、チクタクチクタクとインコ達を回しながら動いている。
初めての歯医者さんではないので、この部屋がキッズ専用というコトは知っている。
一般の部屋は、ガラガラ。
まぁ、別にいいか、と思い治療を受けたのだが、とにかく椅子が小さくて座りづらい。
一般用の椅子は、皆様お馴染みの、ウィーンと背中の部分が上がったり下がったりするのだが、キッズ用は、危険回避からか?それともキッズが怖がらないようにするためか?よくわからないが、ウィーンと動くタイプではなく、常にフラット状態。
コレはマジで辛かった。
うがいのたびに、腹筋運動のようにして起き上がり、待っている間も背中をつけるトコがないので、とにかくツライ。
しょうがないから、人魚姫スタイルで待ち、
治療→うがいのたびに腹筋運動。
しかも、一般椅子と違い、固い。
「リラックスして横になってお待ち下さ〜い」とか言われても、キッズ用のベッド(もはや椅子ではない)は、頭が少し下がった設計になっており、横になると、脳みそに血が上る。
腰の痛みでくじけそうになると、ライトにぶら下がっているチンパンジーとゾウさんが「ファイト」と、言ってくれているような気がした。
頭に血が上りそうになると、ギャラリーのウサギ、犬、ネコが「頑張って」と、応援してくれているような気がした。
頭に血が上り、クラクラしてきたので、部屋を変えてもらおうと思ったら、正面のセキセイインコのハト時計のインコ達が「もうちょっとだよ」と、すまなさそうにクルクル回っていたので、我慢した。
なんともカオスな空間で、治療を受けた、可哀想なアラフィフちんちくりんおばさん






