死んだ愛犬が夢に出てきて、朝、涙で目が覚めた。
今年の3月3日に愛犬が死んだ。
実は、
愛犬が死んでから、たったの3週間後に、
ワケあり子犬(ミニチュアシュナウザー)が我が家にやって来た。抱っこしているのは息子。
ブログに書く気になれなかったのは、
死んだ愛犬への後ろめたさからだろうか。
私は、3ヶ月前に死んだ愛犬も、先代の愛犬も、ずーっと世話をしてきて、最期まで看取ったので、しばらくはワンコ飼わないでおこうと決めていた。
しかし、
配偶者があまりにもひどいペットロスになり、タイミング良くワケありワンコとの出会いがあった為、家族として迎え入れる形となった。
配偶者と約束した、
新しいワンコを家族として迎え入れる条件はただ一つ。
それは、『100%配偶者が新しいワンコの世話をする』こと。
それには理由がある。
①歴代のワンコ達は、100%私が世話をしてきたので、365日、ワンコ中心の生活になり、なかなか私の自由がきかなかった。
②100%世話をすると、ワンコではなく、『娘』みたいに思え、ワンコ達も私のことを『お母さん』と思うので、愛情がお互い半端なく、死んだ時の悲しみや喪失感も半端ない。
③あと、新しいワンコを迎え入れることが死んだ愛犬に申し訳なく思ってしまう。
そんなワケで、今回迎え入れたワンコは100%配偶者が世話をしている。
良かったのは、我が家にワンコが来てから、配偶者のペットロスが治まったコトと、寂しかった家の中が、明るく賑やかになったコトだ。
私は、ワンコの世話はしないが、
もちろん可愛がる。
私の心の中に、死んだ歴代の愛犬達が住み着いていることなど全く知らず、まっすぐな眼差しで私に駆け寄って愛想振りまいているワンコはとても可愛い。
私は死んだ愛犬のコトを思うと、
全力で可愛がるコトに対して後ろめたさを感じる。
なので、低めの声でクールに可愛がる。
私が仕事から帰ると、私に猛ダッシュで近寄り、私に抱きついてくるワンコ。
ああ、可愛い。
でもクールに振る舞う。
ああ、可愛い。
ワンコの大好物のレタスをあげながら、クールに抱きしめる。
ああ、可愛い。
賑やかで、明るい性格のこのワンコのおかげで、死んだ愛犬を思い出して涙する日が少なくなった。
すると昨晩、
ケンタッキーフライドチキンを食べる夢を見た。
ケンタのチキンは、死んだ愛犬達の大好物で、
油っぽくてしょっぱい衣の部分は私が食べて、
中身の肉は愛犬にあげていた。
いつも通り、私が衣の部分を食べて、
中身の肉を愛犬にあげようと、
愛犬を探した。
しばらく探して気が付いた。
あ、死んだんだ、と。
そこで目が覚めて、早朝から泣くアラフィフ女。
リアルな夢すぎて、夢じゃないみたいだった。
現実に抱きしめられるふわふわしたワンコがいるから、ひどいペットロスになることはないけれど、自分自身に後ろめたさがあるせいで、こういう夢を見たりするのかな。
このブログ書きながらも、
涙がポロポロ出てくるってコトは、
まだまだペットロスの道のりは長いな。
ちなみに、新しいワンコは生後4ヶ月でもらい、
只今、生後6ヶ月。
配偶者からキチンとした餌をもらい、
私からも美味しいものを横流しでもらっているので、スクスク育ちまくっている。
名前は『よっちゃん』
性別 女の子
性格 ワケありで、たらい回しにされていたせいで、コミュニケーション能力が以上に高く、空気を読む。
ああ、よっちゃんよ、
お願いだから、私に懐かないでね。
私は、今、不登校息子から開放されて、
やっと自分の人生を楽しみ始めている矢先だから。
たまに夢に出てきては、
私を泣かす、死んだ愛犬チー。
時折、無性に会いたくなる。
ムギューって抱きしめて、体中の匂いをかぎまくりたくなる。
ヤバい、泣きすぎて、目が腫れる。
ペットロス、恐るべし。
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