タイムマシーンがあればなぁ。
4月ももうすぐ終わりますね。
三年前の今頃、
息子の動きがパタリと止まり、
中1で不登校になり、
人生のドン底にいた私。
不登校の日々は、ドン底にいた、なんて、そんな生やさしいものではなく、地獄のような日々だった。
一生、
息子と世間が切り離された状態なのではないかと、怖くて怖くてしょうがなかった。
とにかく普通に、
皆と同じように、
どうかお願いだから、
学校に行って欲しいと懇願する日々。
夜は不安で眠れず、
朝なんて永遠に来なければイイと思う日々。
何も無くなり、
空っぽになった息子を、
哀れに思っていた日々。
そんな哀れな息子を育てている自分が、
世界で一番哀れで可哀想な母親だと思っていた日々。
いやぁ、
たった三年前の出来事なのに、
数十年前の出来事だったかのような感じさえします。
ああ、
タイムマシーンがあれば、
三年前に行って、
毎日泣いている私にこの写真見せて、
「ほれ、コレが三年後のあんたの息子。」
「朝、一人で起きて、一人で支度して、毎日学校通って、充実した日々を送ってるよ。そんな彼の口癖は『ありがとう』だよ。だからそんな、絶望感たっぷりの顔しないでね。」と、自分で自分の頭をナデナデしたあげたい。
三年前の私よ、
長い人生の中で、
学校に行かないコトだってあるさ。
三年前の私よ、
あんたの息子は、
不登校という特殊な環境の中で、
勉強や学校よりも大切なものを少しずつ見つけるから、とにかく温かい目で見守りなさい。
三年前の私よ、
暗いトンネルを抜け出た時、
見える景色の美しさに親子で感動するから、
それまで耐えなさい。
三年前の私よ、
それまで以上に、不登校のおかげで多くの人々に感謝する心を身につける事が出来るから、愚痴は言わず、「ありがたいね〜」という言葉だけ、ただそれだけは、忘れずに息子に教えといて。
大丈夫、大丈夫。
長い人生、トンネルは多いからね。
まだ、たった一つ目のトンネルじゃん。
三年前の私も、
今現在、苦しんでいるご家庭も、
大丈夫、大丈夫。
では皆様、良い週末をお過ごし下さいませ



またね

あ、三年前の私に言い忘れた。
あなた、二年半後に、とある韓流スターに沼りますから、覚悟しておきなさいね。
キャーキャー

辛かったトンネル時代にも、なぜかサプリメントだけは欠かさず摂っていた私
