本は読みますか?
私が一番好きな本は小野不由美さんの
「十二国記シリーズ」です。
今回は「十二国記」をできるだけネタバレを避けて簡単に紹介しようと思います~!
十二国記とは?
作者である小野不由美さんは
ホラー・ミステリー小説(屍鬼・悪霊シリーズなど)を主に書いてまして、
「十二国記シリーズ」は小野不由美作品の中では珍しいファンタジー小説になります![]()
シリーズ一作目「魔性の子」は完全に別ジャンルで
小野不由美節のホラー小説になってますが、それ以外はファンタジーものです![]()
世界観
十二の国に十二の麒麟と十二の王がいる地図上にない異世界で「蝕」と呼ばれる時空間の乱れにより私たちのいる世界と繋がることがあります。
この世界では神(天)は本当に存在しており、
麒麟が天意に従って王を選び、選ばれた王は麒麟が死んだり、天に願って死を選んだり、
首を絶たれたり、天が定めたルールを破らない限り寿命はないんです![]()
麒麟が死ねば王も死ぬ、王が死ねば麒麟も死ぬ。
麒麟が死ぬと新しい麒麟が生まれ王を選ぶというシステムです![]()
また、全ての生き物(植物を含む)は特別な木から生まれ、人間も木から生まれちゃいます![]()
子供は親から生まれるわけではないので、外見も似ることはなく、半獣が生まれることもあります。
まだまだ世界観の設定があるのですが、すごい綿密に作られていて私は惹かれちゃいました![]()
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全部書くと膨大な量になって大変なので、
詳しくは公式サイトなどを御覧ください![]()
▼ファンが作ったサイトもあります
ストーリー
女子高生、陽子の元に不思議な男が現れ、異世界(十二国)に連れて行かれます。
説明も何もなしに連れてかれた上に男と逸れてしまったので、
陽子は知らない土地で騙され裏切られ、
散々な旅をする羽目になるのですが、
ねずみの半獣と出会います。
ここから、陽子の成長がとてもすごくて!!
シリーズ5作品目「風の万里、黎明の空 下」では男前の主人公に惚れちゃう人続出のファンが多いです![]()
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私もそのうちの一人ですw
ぜひ陽子の活躍を見てほしいー!
▼紹介動画もあります
メディア展開
NHKで2002年にアニメ化もされ
私は小さい頃アニメを見て少し大きくなった頃に見返してハマった口ですw
ネットフリックスに最近まで配信されていたのですが、終了しちゃったんですよね〜…
Huluやdアニメストアにはありましたので、機会があれば是非アニメからでも入ってもらえれば!![]()
アニメと原作の違い
アニメを勧めましたが、注意として実は原作とアニメでストーリーが結構異なります。
原作では異世界に連れて行かれたのは陽子1人だったのに対して、アニメは原作の初めに本当にちょっとしか登場してない陽子の同級生2人が巻き込まれる形で連れて行かれて本編にガッツリ関わっていきます。でも大筋は殆ど変わらない感じです。
それが原作ファンの間で賛否両論なのですが、
私はアニメから入った口なのと面白ければオッケーな人間です![]()
原作にアニメが追いついてしまって途中までしかアニメ化されてないのが残念要素ですが、アニメは音楽、演出や声優がとても良いのでどちらを見ても楽しめるようになってます![]()
密かにリメイクや続編アニメ化を望んでます![]()
小説読むならどこから?
この作品、最初から順番に読むのかと思いきや人によってどこから読んでほしいって選ぶものが違うのです![]()
怖いのが苦手でファンタジーを気軽に楽しみたい人は「月の影 影の海」から順番に読んでいくのをおすすめします。エピソード0とはいえ「風の海 迷宮の岸」「黄昏の岸 暁の天」「白銀の墟 玄の月」は「魔性の子」を読んでる前提の話なのでどのみち読まなければいけないのですが、最初から読むよりは十二国記の世界を充分に知ってたほうが不気味さは薄まると思います![]()
大丈夫な人は「魔性の子」から読むのをおすすめします!0巻から読んだ方が最もドキドキ感を味わえると思うので![]()
現在
十二国記は30周年を迎えまして、記念ガイドブックや画集が発売されたり、
グッズが展開されたり、コラボカフェが開催予定だったり…なので、まだまだ盛り上がってます!
もしハマったらそちらもチェックしてみてください![]()
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https://twitter.com/12koku_shincho?s=21&t=fwWweJrn6Ft40WpaH2BOEA
