ファンタスティック ! 湯山昭「お菓子の世界」 | ぴぴぴのピアノ♪京都のピアノ教室

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京都市内の碁盤の片隅でヤマハPSTA教室を開いています。
楽器店提携カルチャー教室を経営していた時代もあります。
今の場所に教室を構えて15年。講師歴は30年以上。

ピアノのレッスンの事だけでなく世の中のことも書いています。

明日はうるう年ですネ

ショッパンの誕生日が2日後の「1日」です


2月後半は 京都市内もかなり冷え込み

寒さで持病のヘルニア(頸椎)が悪化

左肩⇒左腕⇒左指と動きませんあせる

無理に弾けばよけい悪化してしまうので

調整がややこしいところです・・



さて、先週は YAMAHAの東京本部より

塚真人先生に お越しいただいての講座がありました。


現代曲への取り組みかたと学習方法について

教材は湯山昭先生のあまりにも有名な

「お菓子の世界」より

(再版回数が150版近い超ベストセラーな楽譜)


~5年前に ご本人、湯山昭先生の講座があったのですが

都合悪く欠席したのが 今でも大変心残りです。

いやいや、お元気ですよ!


真人先生は

[湯山昭先生の曲は

初期のシェーンベルクの作風に似ているネ」と言いながら

ひと癖ある曲 【右パートと左パートの調整が異なる複調の曲】などを

ピックアップして解説なさいました。


講座で取り上げられた曲は
・お菓子のベルトコンベアー

・バームクーヘン

・柿の種

・むしば(全音階の曲)

・チョコバー

・ヌガー(この曲だけが無調の曲)

・鬼あられ


ちょうど変拍子でジャージーな「チョコバー」を練習したかったので

参考になりました。


真人先生は特にヌガーがお好きなようでしたが

(実際、ヌガーは見たことも食べたこともないそうですが

ヌガーは無調だし普段弾かない減5や増4和音も多いし

あんまり弾きたくないナ…と私は思いました(笑)


柿の種と鬼あられは日本の五音階で作曲されていて

ものすごい和風!

着物で弾いたら絶対ウケルと思いました(笑)



♪現代曲の演奏はロマン派の曲を弾くときのように

 感情を入れないで、別の角度から音楽表現出来るように!

 つまりアーティキュレーション命ということ。

♪特にこの曲集は古典派などでは使わない4度進行が多いので

 その部分をしっかり把握して演奏すべきということ。

♪現代曲はオーバーアクションで視覚的に表現することも大切よ!

ということ。


そのあたりを再度確認、インプットすることができました。


これから現代曲の指導が楽しくなりそうです。





最後に~


こちらは Kくんのお母さまが作られたものです

私のは前々回のブログに載せています


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「教室で見せてもらった日にすぐ材料買って帰って

左右分2個作りました~」と


お母さまがバッグから出して見せて下さいました。



教室でもどんどん効果が出てますよ~音譜





見に来てくれてありがとう


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