9月3日(木)に行なわれた、PSTA本部スタッフ
海川千史先生の特別講座レポです
(当日欠席された先生からレポを書いて欲しいと頼まれました)
当日は10月からの「連弾コンサート」開始も伴ってか
50人ほどの先生が参加されました。
「伴奏・連弾 演奏の秘訣」
連弾は伴奏とソロの要素が混ざった難しさがあります。
ピアノは打楽器の要素が強く、和音で響きも作れ、
弦楽器の音色も持っています。
音量差もとても大きい万能楽器ですが、
それだけにバランスのコントロールが難しいのです。
どのように音楽を聴かせたいのか、
その為に具体的にどこをどのように弾くのか
明確に示してくださいました。
生徒役の先生方、弾く曲が多いうえ…
合わせなし、ぶっつけ本番の連弾
本当にご苦労様でした。
【連弾~】
性格がモロに出る ⇒ 合わせずらい
でも『合わせものはあわせちゃいけない』
えっ、どういうこと~?
ソロとトッティーの感覚
バッハのインベンションでも言えること、
1人弾くソロ曲でもアンサンブル感覚が必要でしょ
「勝手に弾けば合ってくるっていうのがベスト」
【取り上げられた曲目】
♪NEWピアノスタディ3巻
まほうの笛 (L.モーツアルト)
男性合唱なのでこの連弾は主旋律がⅡパートにある
二人が均等にお腹に力を入れる!
鍵盤に置く手の構え方も同じに!
使う神経もそろえる!
♪NEWピアノスタディ6巻
ヘ調のメロディー(ルービンシュタイン)
モデラートの意味を掘り下げてみる、
「中ぐらい」ではなく「何事もない」ってこと
椅子に座ってゆっくりしてるテンポじゃない!
強弱についても掘り下げよう
「音が強いって何?弱いって何?」
プリモがpでセコンドがf・・・気が弱い感じの表現になる
プリモがfでセコンドがp…心は穏やかで言葉ははっきりしてる
プリモがfでセコンドがp…気か強いがはっきり言えない音楽
ⅠとⅡのバランスが重要
強弱の主体は「圧力」
つまり相手に対してどう強く言うか、
強弱に感情の種類をくっつけよう!
腕力は弾く時には使わないで!
鍵盤から離すときに必要。
ジャンケンのパーを出した時の力のまま
ピアノを弾く手の形に変える。
Ⅱパートはリズムを細かく刻み過ぎないこと
ずれないように合わせるのではなく
ずれてると聴こえさせない!
♪NEWピアノスタディ7巻
コッペリアのワルツ(ドリープ)
レッスンでは模範演奏のCDのテンポで良いが
ホールで演奏する場合はそのテンポだとおかしい!
1小節をい1拍にとって進めて!
♪旧ピアノスタディ10巻
四羽の白鳥の踊り(チャィコフスキー)
♪旧ピアノスタディ11巻
ピチカートポルカ(シュトラウス2世)
各曲目ごとの演奏ポイントについて
すべて書きたいのですが
かなり長くなるので
残り旧スタディ2曲については省略します
中途半端なレポで失礼しました~
見に来てくれてありがとう
オシテネ