「伴奏・連弾 演奏の秘訣」講座レポ | ぴぴぴのピアノ♪京都のピアノ教室

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京都市内の碁盤の片隅でヤマハPSTA教室を開いています。
楽器店提携カルチャー教室を経営していた時代もあります。
今の場所に教室を構えて15年。講師歴は30年以上。

ピアノのレッスンの事だけでなく世の中のことも書いています。

93日(木)に行なわれた、PSTA本部スタッフ 

海川千史先生の特別講座レポです

(当日欠席された先生からレポを書いて欲しいと頼まれました)



当日は10月からの「連弾コンサート」開始も伴ってか

50人ほどの先生が参加されました。


「伴奏・連弾 演奏の秘訣」

連弾は伴奏とソロの要素が混ざった難しさがあります。

ピアノは打楽器の要素が強く、和音で響きも作れ、

弦楽器の音色も持っています。

音量差もとても大きい万能楽器ですが、

それだけにバランスのコントロールが難しいのです。


どのように音楽を聴かせたいのか、

その為に具体的にどこをどのように弾くのか

明確に示してくださいました。

生徒役の先生方、弾く曲が多いうえ…

合わせなし、ぶっつけ本番の連弾

本当にご苦労様でした。



【連弾~】 




性格がモロに出る ⇒ 合わせずらい



でも『合わせものはあわせちゃいけない』



えっ、どういうこと~?



ソロとトッティーの感覚

バッハのインベンションでも言えること、

1人弾くソロ曲でもアンサンブル感覚が必要でしょ


「勝手に弾けば合ってくるっていうのがベスト」


【取り上げられた曲目】


♪NEWピアノスタディ3巻 

まほうの笛 (L.モーツアルト)

男性合唱なのでこの連弾は主旋律がⅡパートにある

二人が均等にお腹に力を入れる!

鍵盤に置く手の構え方も同じに!

使う神経もそろえる!



♪NEWピアノスタディ6巻

ヘ調のメロディー(ルービンシュタイン)

モデラートの意味を掘り下げてみる、

「中ぐらい」ではなく「何事もない」ってこと

椅子に座ってゆっくりしてるテンポじゃない!

強弱についても掘り下げよう

「音が強いって何?弱いって何?」

プリモがpでセコンドがf・・・気が弱い感じの表現になる

プリモがfでセコンドがp…心は穏やかで言葉ははっきりしてる

プリモがfでセコンドがp…気か強いがはっきり言えない音楽

ⅠとⅡのバランスが重要


強弱の主体は「圧力」

つまり相手に対してどう強く言うか、

強弱に感情の種類をくっつけよう!

腕力は弾く時には使わないで!

鍵盤から離すときに必要。

ジャンケンのパーを出した時の力のまま

ピアノを弾く手の形に変える。


Ⅱパートはリズムを細かく刻み過ぎないこと

ずれないように合わせるのではなく

ずれてると聴こえさせない!



♪NEWピアノスタディ7巻 

コッペリアのワルツ(ドリープ)

レッスンでは模範演奏のCDのテンポで良いが

ホールで演奏する場合はそのテンポだとおかしい!

1小節をい1拍にとって進めて!



♪旧ピアノスタディ10巻

四羽の白鳥の踊り(チャィコフスキー)



♪旧ピアノスタディ11巻

ピチカートポルカ(シュトラウス2世)



各曲目ごとの演奏ポイントについて

すべて書きたいのですが

かなり長くなるので

残り旧スタディ2曲については省略します





中途半端なレポで失礼しました~ゆるして




 



見に来てくれてありがとう

サゲサゲ↓オシテネ


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