京都弁が演奏にもたらす悪影響 | ぴぴぴのピアノ♪京都のピアノ教室

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京都市内の碁盤の片隅でヤマハPSTA教室を開いています。
楽器店提携カルチャー教室を経営していた時代もあります。
今の場所に教室を構えて15年。講師歴は30年以上。

ピアノのレッスンの事だけでなく世の中のことも書いています。

ピティナステップでは各部ごとに


アドバイザーの先生から講評があります。


毎回耳をダンボにして聞いております。




先日(26日)のステップのアドバイザーのお1人


東京都からお越し頂いた三浦実先生の講評は


深く印象に 残る講評でした。


それは


ご自身も小2のお子さんがいらっしゃるというとことで


同年代の子供たちの演奏には特に関心を持たれたそうです。


そして 『この年代でこれだけ弾けるということは


大人になってから必ず大きな宝となるに違いない』と仰られました。



ただ・・・表現の上では


「日本語、特に京都弁はイントネーションがあまりないように思います。

     (京都弁・・・著しいピッチの上が下がりなく、サラ~と流れる感じ)


その影響で音楽表現にアクセントがあまりなく


平坦な演奏に陥っているように感じました」


・・・と お話されました。



「う~ん、なるほど~」


言葉もそうだが、京都人は感情を表に出さない人種


それも演奏に反映されるとしたら表現上非常にマズイ・・・


ずっと京都にいて全く気付かないことでしたから


指摘して頂いて本当に良かったと思います。





ヤマハNEWピアノスタディも4巻以降はハマハ色が薄れ


様々な作曲家の曲が登場します。


ハンガリーの作曲家バルトークの曲も登場し


ちょうどアクセントが1拍目にくるハンガリー語を意識して


指導していたところでした。



ショパンのマズルカには祖国ポーランド語と同じく


2拍目3拍目にアクセントが。


作曲家の意図をくみ取った演奏というのは


作曲家の母国語イントネーションを意識することが基本だな!



その辺りを 今後のレッスンで


強調して指導していきたいと思いました。




三浦先生ありがとうございました感謝








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