真弓朋子先生のピアノセミナーに参加しました
『生徒さんの持っている電子ピアノを知ろう』
電子ピアノ
【音について】 (音は録音してある音が鳴る)
☆スタッカート かすれてちゃんとできない
(高価なものはスタッカートができる)
☆強弱 安価なものほど鍵盤が軽く
音量の加減ができない
☆曲想 どんな下手な弾き方をしても
きれいな音しかでない
☆フェルマータ 最初からフェルマータの分まで長い音が
録音されてないので
途中で音が消える
☆聴音伴奏づけ ピアノは倍音が発生することで
和音などを判断できる。
電子ピアノには倍音は発生しないから
電子の子は聴音が苦手。
当教室の生徒でも
聴音の苦手な子は・・・
電子ピアノの子だと
ハッっと気づきました
☆左右の音のバランス
音量を絞ることにより低音は
より音が小さくなる。
電子の子は左手を強く弾きがちになる
なるほどこれも思い当たる~
昨日もJくんが左をガンガン強く弾いてる
Jくんはアコースティックと
電子の両方をもっているが
普段はリビングにある電子を
音を絞って弾いているとか~
【鍵盤について】 (アクリル鍵盤)
☆正確な手や指の形 鍵盤の戻りが遅いので手はくずれる
☆鍵盤の重さ 88鍵の1個ずつではなく、
いくつかのかたまりごとに
重さが変えてあるので、
隣の鍵盤が急に軽かったり
重かったりする。
☆音の粒をそろえる 連打ができない
☆手首が揺れる下がる 鍵盤が軽く何処を弾いても弾きやすく
指を伸ばしたままでも
楽に鳴ってしまう
【ペダルについて】 (形状はメーカーにより異なる)
☆足のポジション ペダルがピアノより前についている
アシストペダルをセットした場合は
椅子が後ろに下がり
手が伸びてしまう
☆切れるるペダリング ハーフペダルができない
スイッチと同じONとOFFの感覚
☆濁るペダル 電子ピアノには当然弦が張ってないので
ペダルは軽く 響きは機械的なもので
ふみっぱなしでも濁りがすくない。
電子ピアノの子はペダルの
踏み替えどころがわからない。
実際、教室でも電子ピアノの子への
ペダル指導はほんと大変です
☆補助ペダル 装着できない
アシストもつかないものもある。
聞きながらメモをとれなかった部分もありますが
ざっとこんな感じでした。
やはり電子ピアノでは
上達はむつかしい・・・・ですね・・・
応援おねがいします