電子ピアノでは絶対に上達しない納得すべき理由 | ぴぴぴのピアノ♪京都のピアノ教室

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京都市内の碁盤の片隅でヤマハPSTA教室を開いています。
楽器店提携カルチャー教室を経営していた時代もあります。
今の場所に教室を構えて15年。講師歴は30年以上。

ピアノのレッスンの事だけでなく世の中のことも書いています。

真弓朋子先生のピアノセミナーに参加しました



『生徒さんの持っている電子ピアノを知ろう』


電子ピアノ 鍵盤


【音について】 (音は録音してある音が鳴る)


☆スタッカート  かすれてちゃんとできない

            (高価なものはスタッカートができる)

     

☆強弱        安価なものほど鍵盤が軽く

            音量の加減ができない


☆曲想       どんな下手な弾き方をしても

            きれいな音しかでない

    

☆フェルマータ   最初からフェルマータの分まで長い音が

            録音されてないので

            途中で音が消える


☆聴音伴奏づけ ピアノは倍音が発生することで

           和音などを判断できる。

           電子ピアノには倍音は発生しないから

           電子の子は聴音が苦手。

           当教室の生徒でも

           聴音の苦手な子は・・・はてなマーク

           電子ピアノの子だと 

           ハッっと気づきました

                

     

☆左右の音のバランス 

           音量を絞ることにより低音は

           より音が小さくなる。

           電子の子は左手を強く弾きがちになる

            

           なるほどこれも思い当たる~

           昨日もJくんが左をガンガン強く弾いてる

           Jくんはアコースティックと

           電子の両方をもっているが

           普段はリビングにある電子を

           音を絞って弾いているとか~

                 



     

 【鍵盤について】 (アクリル鍵盤)


☆正確な手や指の形  鍵盤の戻りが遅いので手はくずれる 


☆鍵盤の重さ      88鍵の1個ずつではなく、

               いくつかのかたまりごとに

               重さが変えてあるので、

               隣の鍵盤が急に軽かったり

              重かったりする。

  

☆音の粒をそろえる  連打ができない

    

☆手首が揺れる下がる 鍵盤が軽く何処を弾いても弾きやすく

               指を伸ばしたままでも

               楽に鳴ってしまう

     

【ペダルについて】  (形状はメーカーにより異なる)                  

   


☆足のポジション    ペダルがピアノより前についている

              アシストペダルをセットした場合は

              椅子が後ろに下がり

              手が伸びてしまう


☆切れるるペダリング ハーフペダルができない

              スイッチと同じONとOFFの感覚



☆濁るペダル     電子ピアノには当然弦が張ってないので

             ペダルは軽く 響きは機械的なもので

             ふみっぱなしでも濁りがすくない。

             電子ピアノの子はペダルの

踏み替えどころがわからない。

             実際、教室でも電子ピアノの子への

             ペダル指導はほんと大変ですあせる

                 

☆補助ペダル   装着できない

            アシストもつかないものもある。






聞きながらメモをとれなかった部分もありますが


ざっとこんな感じでした。






やはり電子ピアノでは 




上達はむつかしい・・・・ですね・・・ドクロ











  

   









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