僕は入塾する前に、三回も講習を受けていました。そして、六年生の十月に入塾しました。九月の合不合判定テストで少し悪い結果だったことが入塾したきっかけです。
土日コースのYコースで授業を受けてきましたが一度もNコースに上がることはできず、偏差値も少しずつ落ちていきました。しかし、週テストで時々名前が載ることもあり、特に苦手な科目だった社会で名前が載ると嬉しかったです。実は合不合判定テストで名古屋中学の合格率は七十五%以上だったのに対して、東海中はずっと二十五%未満でした。それでもあきらめずに一月の入試直前特訓の期間で単元別問題集を二回やり、二回目は最終確認のために解説も自分で書きました。暗記するのは苦手なのですが、無理に書いたり読んだりせず、その言葉が出てくる単元をやったりその言葉を会話にいれたりして暗記しました。
では、入試当日について書きます。名古屋中は一番最初の受験校だったので少し緊張しましたが、竹山先生と山田先生の応援でリラックスすることができました。東海中は楯先生、加藤先生、植田先生の応援でリラックスでき、自分の世界に入り込むことができました。自分が先生で自分の分身に教えているつもりで解きました。スラスラ解けて自分でも驚きました。三回も訂正があり少し焦りましたが、心を乱さずに解くことができました。そして、受けた中学の合格がわかったときは、どちらも泣いてしまいました。合不合判定テストの合格率は必ずしも正しいとは限らないということを知り、諦めることがないようにしてほしいと受験生には思っています。
合格をつかみとることができたのは、分かりやすい授業をしてくれた先生やチューターの先生、送り迎えやお弁当づくり、そして働いてくれたり悩みを聞いてくれたお母さん・お父さん、受験を応援してくれた友達や近所の方のおかげです。今まで本当にありがとうございました。これからもよろしくおねがいします。そして受験生の皆さん、東海中を志望している人は僕の後輩になってくれることを願っています。