Voicyではるさんが紹介していて気になって購入した絵本。
「おこだでませんように」
私これを読むと100%泣いてしまいます
それを面白がって読んで読んでと連日子ども達が持って来たりするんですが、日々怒りすぎちゃってるよなと胸が痛くなる
この主人公は、良かれと思ってやったことの、表面だけを大人に見られて怒られて傷付いています
例えば、妹と遊んであげたら上手にできなくて泣かれて親には意地悪して泣かせたんだろ!と怒られ、
同級生とのサッカーに混ぜてあげないとハブられて怒って蹴ったら泣いた同級生を見て自分だけ悪者にされて怒られる。
ある日七夕の短冊に書いた願いが、
おこだでませんように(怒られませんように)。
(願いが浮かばず早く書けとまた怒られる)
書き間違えも小学生らしい。
うちの子も文字を書くようになって、え!こんな風に聞こえてたんだ!とビックリすることが沢山ありました(福岡のことふこうかだと思ってたり、
がんんちになってたり笑)
それを見た先生が泣いて謝り、親に連絡してくれてお母さんも抱きしめてくれて早速願いが叶った!ボクいい子になります!と最後はいい子宣言までしちゃうストーリー。
子どもは怒られようとしてその行動をとってるわけじゃないんだよな
そりゃ誰でも怒られたくはないはず。
だけど見てない大人が勝手に判断したり、本当はどうしようとしていたのかと真意や事情を想像しないですぐ怒ってしまう
この主人公のように周りの人や大人に歩み寄ったり理解してもらえなかったりしたらわかってくれない!と拗ねるだろうし、
最後のシーンのようにわかってもらえたと思ったらもっと良い子になろう!という気持ちになるし
どんな反応を返すかで子どもってグレるか素直に育つか変わってきますね
我が子はマイペースな行動で怒られることが多いけど、そんな時は大抵色々考えてじっくり行動していたり、今やらなくていいことなんだけどってことをあれもこれもやろうと頑張っていたり。
一生懸命なのに早く早くと急かし怒りすぎていたなもっと余裕を持って声かけしないとな…
表面的な部分だけではなくて、裏側に隠れている気持ちにも目を向けていかないといけないな。
この絵本を読むと大人は日々の子どもへの態度を反省し、少しは子どもに優しくなれるので、オススメです