こんにちは流れ星

ご訪問ありがとうございます飛び出すハート

年少息子と年長娘の2児の母てぃーです。

転勤し初めての九州での生活を

綴っていきますルンルン



先日義理の祖父(97歳)が亡くなりました。




その人生の終わり方がとても印象的だったので記録としてここに残したいと思います目

(※暗い話ではありません!)






亡くなる前日は親族の3回忌の為に親戚がほとんど集まり(約20人弱)、

夜は宴会でおじいちゃんも久しぶりに晩酌して楽しそうにニコニコしていました日本酒





本当に最後まで頭もしっかりしていて、宴会の挨拶では

「寒くなってきたので風邪を引かれないよう皆さん気を付けましょう」

と皆の心配をしておられたほど。





そして、いつもは乾杯の挨拶までそのまましていたけどその日は珍しく息子であり、私の義理の父に乾杯の音頭をとらせていました。





食事もお昼は皆と庭でBBQでしっかりお肉を食べ焼肉、夜の宴会は刺身とお酒を楽しみました寿司




宴会後は焚き火をして、ひ孫が焼いたマシュマロを不思議そうな顔をしながら口に入れ、

「おぉ!これは美味い!」と喜んでいました炎








その翌日の朝、夫が起きてこない祖父の様子を見に行き、眠るようにベッドで冷たくなったおじいちゃんを発見しましたあせる





死因は老衰で、布団が乱れた様子もなく、恐らくほとんと苦しまずに寝たまま亡くなったのだろうとのことでした…






前日まで自分の脚で歩き、庭の木を整え、ご飯やお肉をまだほとんど残ってる自分の歯でしっかり食べ、親戚(約20人)が久しぶりに集まった時に眠るように苦しまずに亡くなったのです。






もうこんなに沢山集まることはきっとしばらくないだろうね

なんて話していました泣くうさぎ





おじいちゃんの娘さんは病気で、息子家族のところに引っ越すことになりそのことを前日伝えたそうです。





そしたらおじいちゃん、

「俺もそんなに長くはないからな…」と言っていたそう。







まさか翌日に寿命が来るなんて前日まで宴会でワイワイ一緒に過ごしたのに信じられず驚きましたが、

娘である私達にとってのおばさんは、

「最高の死に方だよ、おじいちゃん!」

と何度も言っていましたおねだり





引越してからではいつどうなるかわからずずっとおばさんも気が気じゃなかったと思うし、

何より前日まで家族、ひ孫達に囲まれていつも通りの日を過ごせたこと。







97歳という高齢では病院で寝たきりという人も多い年齢だろうし、自宅で最期の時を過ごせるなんてあまりいないんじゃないだろうか。






こんな大往生な最期だったので、別れはもちろん寂しいけれど、良かったねという思いの方が強かったです流れ星





お通夜やお葬式も、暗い雰囲気ではなく。




お通夜後のおじいちゃんの棺桶を囲って息子と孫4人でお酒を飲みながら夜を過ごしたりねこクッキー

(飲みながら酔って不謹慎にも棺桶バンバン叩いたりしたみたいでコントなら死人が絶対起きるやつ驚き笑)






赤ちゃんを除いたひ孫6人で葬式受付を担当し、お別れの言葉を前に出て言ったり。

(ひ孫を生きているうちに7人もみられることもすごい)





朝亡くなったのでお通夜も葬式も沢山の人が参列してくださったし、





夜は死を悼む弔いかのように近所のお祭りの花火が上がったり花火





元々親族の3回忌で集まっていたから皆喪服を持参していたり。





最近動けなくなることが増えたパーキンソン病の義父が杖と夫に支えられながらしっかり喪主として挨拶が出来たのも、このタイミングだったからこそ。





11/4で、いいよの日だったね。なんて話していたら夫が「いい死に方の日だね」

と上手いこと言ってたよ指差し



孫である夫はひ孫の息子と遺影と3ショットを撮っていましたびっくり(おい笑)






97歳。100歳まで生きるかもねなんて話していたけど、あと3年経ってたらもしかしたら自宅でみられなかったかもしれないし、義父は動けなくなっていたかもしれない。





そういうところも含めて今元気なままっていうのが本当に良かったし、

よく本の、自分のお葬式の日を想像しましょう。と書いてある理想の最高の死に方これだわと身近で見て思いました赤薔薇






夫もおじいちゃんの最期を見て思うところがあったようで、

今まで家庭を顧みず飲み会ばかりで家にいてもほぼ部屋にこもって家族は寂しい思いをしていたけど、

最近は少し家にいて子ども達と遊んでくれるようになってきましたキョロキョロ(いつまで続くやら)




でも子ども達もこれまで「パパ嫌い、あっち行って」ってよく言っていたけど、家にいて一緒に過ごす時間が増えたらすごく嬉しそうでピタッとそういうことを言わなくなりましたおねがい









それから、おじいちゃんの残った骨を見て驚いたこと。

めちゃめちゃ骨がしっかり残っていました!!ハッ





80代の、最期は寝たきりで亡くなった私の祖父の骨はスカスカで、箸で掴むとボロッと砕けてしまった部分もあり歳を取るとこういう骨になるんだなと印象に残っていました。




おじいちゃんの脚の骨は本当下のイラストみたいな!

カルシウム取ったらこんな強い骨になるよーみたいな教科書通りに残ってた!拍手




頭の骨も本当こんな感じ→ドクロ!!!

めっちゃ頭蓋骨やん!!

って説明なしでもわかるような骨でしたびっくりハッ





最期まで歩いて、歯がしっかり残って、ご飯はお肉や好きな物から食べて、お酒も飲んで、座っていても手をグーパーさせて運動させていたおじいちゃんのパワーを最後まで見せつけられ、


こういう生活をしている人が長生きして健康に過ごすんだなと感動し、色々影響を受けたのでした拍手キラキラ






さて、私はどんな死に方をするんだろうか。

葬式では皆泣くだろうか、良かったねと笑うだろうか。

家族に囲まれているだろうか。

どんな最期を過ごすだろうか。


そのためにどんな思い出を作り、どんな人生を歩んでいこうか看板持ち





あなたはどんな葬式を思い浮かべますか?キメてる