風邪と花粉のお薬貰ってきました。
喉苦しいのはちょっとおさまってきたっぽいのですが、
鼻水は、まだ大開放中です

さて、土日は人としてどうかと思うほどにダラダラしていました。
ダラダラ読んだ本。

【九月が永遠に続けば】 著:沼田まほかる
私が注目したのは帯ではありません。
だって、
まほかる
まじかるでもらじかるでもなく、
まほかる
思わず平積みされていた本を手に取り、
「まほかる・・・まほかる・・・」とつぶやいてしまった。
(ふっ、呪文みたい。まほかるまほかるルルルルル~

あらすじを見てみると、
高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。
愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。息子の行方を必死に探すうちに
見え隠れしてきた、雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を
増幅する。悪夢のような時間の果てに、出口はあるのか――。
人の心の底まで続く深い闇、その暗さと異様な美しさをあらわに描いて読書界
を震撼させたサスペンス長編。
うーん、柔らかな頬みたいな感じかしら~?
ドロドロな香りがする~と思いながら気楽に購入

案の定
暗っ!!

読んでも、読んでも、
暗っっっ



妄想特急常連の私としては、家族が帰ってこない時の
気持ちの動きには共感したけど・・・。
ちょっと、暗さ盛りすぎ

桐野夏生と天童荒太のMIX盛りって気が。
暗いのも黒いのも嫌いじゃないけど、
なんかこう、無理ある暗さというか。
意外性という意味では無く、「は?そっち?」

ってのが何箇所もあって。
特に後半はばたばた、わたわたみんなで不幸へGO

わざわざ崖っぷちに自ら来ちゃう、みんながダメな方選んじゃう。
ここでやめたら、続き読まないかも?と思って一気読み。
ラストは微妙

読み終わったあとに、書評を見たけどやっぱり賛否両論。
買った本は繰り返し読む派の私

これから読む方には、借りて読む事をおすすめします。
まほかるめ・・・

ポップな名前しやがって・・・。
よし

ここはひとつ、気分を上げるために
鬼平犯科帳のDVDでも見ようっと
