最近言われて嬉しかったこと | ひよっこPT 夢の途中☆

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4月から理学療法士として働くことになりました。
理学療法士になるという夢は叶いましたが
これから叶えたい夢がたくさんあります☆
日々の出来事や思ったこと、学んだことなどを書いていきたいと思うので
よかったら覗いてみてください(●´ω‵●)

少し前の話ですが

ある日実習生の子が

私のところに見学に来てくれました。

前に書いた学校の後輩ちゃんとは違う子です。


その時治療していた患者さんは

覚醒にムラがある方でちょうどそのときは

覚醒が悪い時でした。


覚醒が良い時はアクティビティーなどもできるのですが

このときはあまり学生さんの勉強になるようなことを教えてあげられませんでした。


見学の最後に治療目標を聞かれたので

覚醒の向上と必要に応じた協力動作ができること

と私は伝えました。


学生さんは覚醒を上げて、どういうことができるようにしたいのか

みたいなことを聞いてくれました。


正直何ができるようにというよりは

退院先の施設なり病院なりで

スタッフ皆さんやご家族がこの方にどのように接してくれるのか

ということを私は考えていました。



覚醒が良い時間が増えて

覚醒が良い時に笑ってくれたり発話が増えると

周りの人も話しかけてくれる機会が多くなるし

気にかけてくれる人が増えるから。

だからいい反応を引き出せるように関わっていきたい。


ということをお話ししました。


身体機能ももちろん大事だし

それに対するアプローチもしているけれど

人として大事なことはもっとあると思うから。

(これは逃げなのかなぁとたまに思うけれど)


このとき学生さんは

こういうことを考えたことがなかったので勉強になりました。

と言ってくれました。

気を使って言ってくれたのかもしれないけど

何か伝わっていたらいいなと思います。

私も話すのうまくないから

ちゃんと伝わったかわからないけれど…


その学生さんの一言が嬉しかったなぁというお話(*^_^*)


私がこういうこと考えるようになったのは

やっぱり小児の実習行って重症のお子さんもたくさん見てきて

感じるものがたくさんあったからかなぁ