理想のPT像
これは就職試験などでよく聞かれること。
未来の自分がこれを読んだ時に
初心を思い出せるように
どんなPTになりたいかということを
書いておこうと思います。
どんなPTになりたいかと聞かれて
私が1番最初に思うのは
「患者様の能動性を引き出せるPT」です。
これを考えるようになったのは
小児の実習に行っていたときです。
子どもは興味がないと動いてくれません。
楽しくないと遊んでくれません。
たまに気を遣ってしまう子もいますが
ほとんどの子は嬉しいときや楽しいときしか笑ってくれません。
なので私が実習生としてプログラムを考えるとき
もちろん目的や訓練効果も考えなければなりませんでしたが
子どもに如何に興味を持ってもらうか
如何に訓練を楽しんでもらうか
を考える必要がありました。
ときには、
やって欲しいプログラムと
子どもがやりたいプログラム(遊び)とで
折り合いをつけなければなりませんでした。
人としての力量が試されているようで
とてもやりがいがありました。
成人のリハビリでは
拒否があることもありますが
大体はセラピストが主導権を握っているような印象です。
(違ったらごめんなさい)
○○をやります。とか○○をやってください。
と言ったらやってくれる。
でも成人のリハも小児のリハと同じように
患者様が受け身ではなく主体となれる用に
良い反応を引き出すことが大事だと改めて思いました。
良い反応とは
緊張が高かった人が緩んだとか
動きたいという心の変化とか
何かに興味を持ってくれたとか
痛みが和らいだとか
笑ってくれたとか
リラックスして寝ちゃったとか
当たり前といえば当たり前かなー。
あと、
セラピストとしての腕ももちろん磨いていきたいと思いますが
この人といるとなぜか元気になる
とか
この人といると癒される
と言われる人になりたいです。
私はこのようなことをまとめて“能動性”と考えました。
ん~文章にするのは難しい…
セラピストと患者様の関係以前に
人と人との関わりなので
血の通ったリハビリをしたいですね。
働くようになって忙しくなっても
絶対これだけは忘れないようにしたいと思います。
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