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まきょこだよっ。
3回目のブログでこんなこと書くなんてあれかなって思ったんだけど、哀しいから綴ってゆくよ。
わたしが小学生だった頃からだいすきな漫画家さん、藤原ここあ先生が亡くなったらしい。
わたし、小さい頃からの夢は漫画家さんだったの。
正直わたし絵すっごい下手くそだから周りからすっごい笑われてたんだけど、ずーっと憧れてて、ずーっとなりたかった夢。
もちろん読むのもだいすきだったから、本屋さんにたくさん通ってて、その時出会ったのが藤原ここあ先生の漫画。
少年誌で連載してたんだけど、絵がすごく可愛くて、格好良くて、感動したの覚えてる。
しかもそれを描いた藤原ここあ先生はまだ15歳とかだったから、わたしとそんな変わらない歳の人がこんなすごくものを描けるなんて!って思ったし、同時に今の自分がへっぽこ過ぎて絶望したの覚えてる。
何度も何度も読み返したよ。
Twitterはじめて、藤原ここあ先生をフォローして、GOOD ON THE REELってゆうわたしもだいすきなバンドのことつぶやいてて、テンション上がってリプ送ったら返ってきたこともあったな。
わたしが「人生の教科書」って言ってるくらい大切な漫画を描いた、高屋奈月先生ってゆう漫画家さんの記念号にもイラスト描いてて、だいすきな人とだいすきなものがかぶってたことがすごく嬉かった。
恋人と一緒にいる時の女の子の幸せな表情をあんなに幸せそうに、見てるだけで胸が締め付けられるくらいあんなに幸せそうな表情を描ける漫画家さんなんて、藤原ここあ先生くらいしかわたしは知らないよ。
本当にだいすきで、だいすきで、だいすき過ぎて涙が出てくる。
今、連載してた漫画、未完なんだなと思うと哀しくて、読むのすらつらい。
ネットの中のバカ野郎どもが「自殺」だとか言うけど、あんなに出てくる登場人物ひとりひとりを丁寧に物語としてちゃんと描く人が、描き始めた子どもたちを投げ出したりなんてするわけがない。
自殺だって事故だって病気だって死んだら同じだって言う人もいるけど、同じじゃないよ。
これは残された人のエゴかもしれないけど、同じじゃないよ。
わたしね、昔から想ってたことがあるんだよ。若くから才能が開花した人って早くに死んでしまう気がするの。
だから「至上最年少の天才○○」とか見てると怖くなる。
藤原ここあ先生に出会ったときもそんな気がして怖かったの。
ゆっくりゆっくり年齢相応の才能が開花したらそれでいいの。
いつか産まれる自分の子どももそうであってほしい…
藤原ここあ先生、ずっとずっとずっとだいすきです。
今すぐには哀しくて先生の漫画が開けないけど、いつか開いた時にまた、いつものように素敵な世界に連れていってくれる先生の漫画がだいすきです。
笑って、泣いて、辛くなって、つられて幸せを感じて、そんな貴女の漫画がだいすきです。
どうか天国でも素敵な世界をたくさん綴ってください。
そっちにいる退屈してるたくさんの人を楽しませてください。
わたしがそっちにいったら、読ませてください。
楽しみにしてます。
あなたが永遠でありますように。
ご冥福をお祈りします。
こんな内容、最後まで読んでくれてありがとうね。
ありがとう。元気出すね。ありがとう。
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