「ピグマリオン効果」とは、
「期待を込めて指導すると成果が上がる」ということでしたね。
その反対のゴーレム効果。このゴーレム効果、私の経験上思いあたることがありました。
それは十数年前、私がまだ若い美人OLだった頃の話です。
(……?何か違和感ありますか?
細かいことは気にするな、ワカチコワカチコ!
最近ユッティみないね。)
新入社員の1年間職場いじめにあいました。
【登場人物】
・美人OL
・ゴーレム先輩
・ゴーレム局
・適当上司
私が入社した会社は、新人には専属の先輩がついて指導してくれる制度がありました。
担当してくれた先輩がゴーレム先輩です。
新人の頃は不慣れで色々ミスをすることってありますよね。
ゴーレム先輩は一つのミスを大げさに言いふらして私の評判をどんどん下げました。
「美人OLさんて言い訳ばかりで全然仕事できないよねって皆言ってるよ。」
「仕事のメモとっても、あんたのメモはただの紙。全然わかってない。」
その他多数の語録あります!
仕事でわからないことを聞いても教えてくれないんです。
指導する立場のはずなのに、どういうこと!?って思ってました。
ゴーレム先輩はゴーレム局と仲が良く、ゴーレム局と私の上司は同期でした。
ゴーレム先輩はいかに私がダメかをよくゴーレム局に報告していました。
当然そんな話を耳にすれば上司からも仕事ができない者というレッテルが貼られます。
そして査定でも最悪な評価をされました。
面談では
「あんまり仕事ぶりは見てあげられてないけど、色々聞いてるよ」とのこと。
悪い評判がそのまま査定に出ていました!
上司は部下がたくさんいて一人一人の仕事ぶりを自分の目で評価することはしていませんでした。
実際私もミスもしたし、萎縮してしまってやる気がないように見えたはずです。
ミスしてないことをミスしたと言われたわけではなく、実際にやってしまったミスを大げさにネタにされました。
まったくうそでもないところがゴーレム先輩のかしこいところでもありました。
また皆がいるところでは「人間なんだからミスは誰だってするよ!」と良き理解者的なコメントをあえて下さるというぬかりのなさ。
だから、どうせダメだというレッテルは広まって、みごと現実化してしまいました。
これぞ「ゴーレム効果」ですよね。
私がしたミスは他の人もよくしていたのに、なんで私だけ!?って思いましたよ。
何をやってもダメな人という評価、辛かったな~。
でもね、私なりに復讐しましたよ。
さあ、どんな復讐だと思いますか?
職場いじめとゴーレム効果~復讐編~ へつづく