夫のコロナ感染が分かったのは8日の月曜日。


6日(土)の朝、頭痛がするから風邪薬をくれと言い出し、それでもわりと元気にしていたのでまさかコロナと私も思わず、ただ日頃から複数の薬を服用しているので市販の風邪薬を飲ませるのもためらわれ、「病院(透析クリニック)に行こう!」と何度言っても「大丈夫や、行かん!」と言い張り…汗


仕方がないのでひとまず朝は私が去年コロナにかかった時に飲んでいた市販の風邪薬を飲ませて仕事に出掛け、合間にクリニックに連絡して薬をもらいに行き、夜はその薬を飲ませて様子を見、7日(日)も喉の痛みはあるものの熱も無く比較的普通に過ごしていました。


月曜は透析日ですが、朝になって微熱状態になり、幸い祝日で仕事も休みなのでクリニックの送迎車をキャンセルし、透析室の看護師さんに熱があることを連絡してから車で連れて行きました。


帰宅後まもなく看護師さんから連絡があり、「コロナ陽性でした」と。


今週は個室で隔離透析、その対応のため通院日と時間帯の変更、もちろん送迎車の利用は出来ないので送り迎え出来る方はいますか?とのことでした。


人の集まる年末年始、私も油断していました…。

日頃どこにも出掛けないけど、年末年始はやはり親戚の集まりもありますので…。


コロナもインフルも罹患すると熱が出るイメージを私が勝手に持ってしまっていて、抵抗力の無い夫にしては熱が出ていなかったのでまさかコロナだとは思いませんでした。

いわゆる単なる風邪かな…と。



送迎が利用出来ないのは正直大変です…。

仕事を調整するとしても、期日の決まったものもあるので…。


そして何より夫の容態がこれからどうなるのかと不安でした。


が、意外と普通の風邪のように寝て過ごしてくれたので安心しました。

これはワクチンのおかげなのか…???


唯一「これはヤバい…入院になるか…」と思った日が1日あって、それは透析が中2日(月曜日に透析を受けて次が木曜日の午後)になってしまった時でした。


夫は今なかなか自己管理が出来ません。

透析患者にとって重要な水分の制限も「これ以上飲むなよ!」と言ったそばからグビグビ飲む始末です。。


水分制限がユルユルの夫にとって2日空いて受ける透析日は普段から一番調子が悪く、当日の体はパンパンに浮腫んだ状態。


それに加えてコロナのダルさと咳。。。


その日は朝から呼吸が荒く、家にあるパルスオキシメーターでは数値が70台になっていました。

(医療用のちゃんとした物ではないので数値は正確ではありません。抹消の血流不足や浮腫みもあるので日頃測定しても80台だったりしますが、いつもより明らかに低いという目安として。)


病院に出掛けようと駐車場まで歩くうちにハァハァゼィゼィがさらにひどくなり、車の中ではかなりの呼吸苦状態で、これは今日入院になるかもしれない…と焦りました。


迎えの予定は18時20分。

それまでに何かしら連絡があるかもと思っていましたが何もなく、病院の前で待っていると40分過ぎに防護服を着た看護師さんが車椅子で連れて来てくれて、「水分が抜けたので楽になった様子です。数値も改善されましたよ」と。

「水分摂り過ぎちゃってるので気を付けてあげてくださいね」とのことでした。



とりあえず安心しましたぁ…あせるあせる


もしや肺炎?!と気が気じゃなかったので。。。


その後は今のところ急激な体調変化も無く穏やかに養生を続けています。


15日(月)からは送迎も利用OKで、通院日も元通りになります。



とにもかくにも、病院スタッフの皆さまには大変お世話をおかけしました。

コロナやインフルエンザの患者が出る度に、防護服を着て個別に対応して下さり、通院のスケジュール調整やら各所の消毒に至るまで、病院として必要な対応だとしても院内のスタッフさんは日々大変な作業です。


送迎のおじさんも本当にありがとうございます。

いつも送り迎えしてくれているから私も働きに出られているので、今回週3回自分で送迎しただけで生活がままならないと痛感。。


透析患者にとって通院は生活の一部。

共に暮らす家族にとっても同じです。


いつも診てもらえる病院やスタッフさんがいるのはとても心強くありがたいことです。