いつもピピリリBLOGを
ご覧頂きありがとうございます!
こんにちは。
最近はスタッフ・マヤがオススメしてくれた
スーラータンメンを食べたばっかりに
呼びやすいからという理由で
スゥと呼ばれ始めました。
マンソンです。(笑)
今日ご紹介する映画はコチラ。
「パウダー」
1995年公開のアメリカ映画です。
決して有名ではありませんが、
だからこそ
個人的な映画歴史上
出逢えてよかったと
こころの底から思った作品です。
世の中には明らかに
”お涙ちょうだい的な映画”があります。
それに敢えてたまにひっかかってみたりすると
”お涙ちょうだい的な映画”とは呼びたくなくなります。(笑)
素直にたまには
泣いてみるのもいいです。
【あらすじ】
保安官バーナムは、
亡くなった老人の地下室で
不思議な少年パウダー(ジェレミー・リード)を発見した。
落雷を浴びた母親から産まれた彼は、
パウダー・スノーのような白い肌をした、高い知能の持ち主であった。
青少年更正施設に預けられた彼は
そこでいじめに遭うが、
次第に人々と心を通わせるようになって行く・・・。
ジャンルは
ヒューマンドラマとも
ファンタジーともいえます。
先程の話に戻りますが
世に出回っている”お涙ちょうだい的な映画”と
この映画がどこか違う点、
それは
奇形で生まれてきたパウダーに同情するのではなく
パウダーを通して観える周囲の人間に
同情を覚えてしまうような感覚に陥る、
という点だと思います。
人間とは大多数に従わずには
居られないものなのでしょうか。
自分を守る為に?
是非皆さんにみて頂きたい
私が好きなシーンが2つ。
保安官バーナムには
病気で寝たきりの妻・エマと
疎遠の息子・スティーブンが居ます。
はじめはパウダーを不審がっていたバーナムでしたが
徐々に互いに心を通わせ
人から出る微弱な電流(エネルギー)をキャッチし
もう喋れないエマと
バーナムの間にパウダーを介し
会話をします。
夫と息子の不仲が気がかりなエマ。
愛するエマが生きがいのバーナム。
本当は父親が大好きなスティーブン。
このシーンだけは
静かにじっと観て欲しいです。
「さようなら」が
史上の愛の言葉だと
知りました。
そして、
ラストシーン。
パウダーが母親を感じたのか
彼は何を想っていたのか
わかりませんが、
両手を拡げ
天を見つめ
平原を疾走します。
彼の笑顔が
とてつもなく奇麗です。
パウダーは天使です。
そして、エネルギー。
命そのもの。
導きも裁きも奪いもしない。
最近まで雷が多かったので
マヤが嫌いな
雷に因んだ映画を
紹介させて頂きました。(笑)
私は雷が鳴る度に
彼を思い出します。
では、また!




