春休み。
とにかく毎日のように娘には驚かされています。
今日のお昼ご飯は味噌ラーメン。
鶏団子や温泉卵、野菜をたくさん入れて最後に美味しい胡麻をふって、さあ、召し上がれ。
↓美味しい胡麻
さて、もともと食事が好きではない娘、食べるのが異様に遅いのですが、今日は格別に遅い。
そして何だか様子が変。
少し離れた場所から娘を観察してみると恐ろしいことがわかりました。
お箸を口に持っていってない。
お箸でずっとお丼の中をかきまわしています。
しかも、ごくごく小さい動作で慎重に、そして過集中の空気を感じます。
怖い
恐い![]()
「恐怖」という漢字は「こわい」の重ねがけ、どれだけこわいんでしょうかという話ですが、ラーメンのスープの上をお箸でずーっとなぞっている娘は、親にとって恐怖そのもの。
いったい何をしているのだろう。
どうしちゃったんのだろう。
ここのところ1日に・塾の講習・自分が講師のファシリテーション・格闘技など、複数の案件が入っていて、数時間おきに違う緊張度、頭や体の使い方、頭の切り替えを必要とする、大人でも大変そうな日々を送っていたので、精神的にも肉体的にも猛烈に疲れているのは知っています。
もしやオーバーブロット(闇落ち)!?
3分たってもスープに集中するのをやめないので、恐る恐る近づいて「何してんの?」と聞いたところ「ひやあぁぁ!」と情けない声を出したあとに叱られたのが「びっくりしてお箸が動いて、表面の油が散ってしまったー!」デシタ。
どうやらラーメンは既に食べ終わっていて、丼のスープに残った油をひとつにまとめていたそうな。
娘よー!新高2の娘よー!
とにかく「流動」「形が変わるもの」が心の底から好きなのだと思います。
科学館系で知り合った大学の先生たちからは、将来「素材」を学ぶようお勧めされていたのを思い出しました。
この過集中がスライムでもなく、バルーンでもなく、ラーメンの油でもなくお勉強で生かされれば評定平均なんて楽勝!と思うのですが、それはきっと来世のお話![]()
毎日の過密スケジュールにも負けずに、ラーメンの表面に楽しさを見つけられて何よりです
がんばれ![]()
