娘が小学生の時。

夜も更けてくると廊下の奥からビシャン……ビシャン……と水が落下する音が聞こえてきて「河童でも住んでいるんだろうか」と訝しんでいたのですが、犯人は娘でした。

実験で流行っていた「つかめる水」を自分流に作ってみようと、駄菓子屋で買ったポリバルーンを膨らませて中に水を入れていたのですが、それが壊れて床にビシャン!と落ちていたのでした。

 

そして先日。

夜も更けてくると廊下の奥からバヨン……バヨン……と何か柔らかいものが跳ねる音が聞こえてきて「何か餅状の妖でも近づいてきているのだろうか」と訝しんでいたら、これも犯人は娘でした。

巨大な風船を鞠のようにつきながら部屋に入ってきたのです。満面の笑みで!

 

なんだ、そりゃおばけおばけおばけ

 

爆笑しつつ「義妹ちゃんに写真送りたいから撮らせてー!」と言ったら「動画のほうがいいよ!」とシンクロナイズドスイミングの選手さながらの笑顔でバルーンを激しくバヨンバヨンしてくれました。娘よ。

義妹ちゃんちの甥っ子くんも頭の出来は遥かに違いながらも、こういうところがソックリなので類似したシーンの写真を送ってきてくれて「ブレのない兄妹感笑い」とふたりで大笑いしてしまいました。

 

↑娘がいないスキに巨大風船をリビングに持ってきてパチリカメラ

この写真だとそれほど大きく見えませんが、実物は抜群の存在感があります。でかい!

膨らませるには、どれだけの肺活量を必要としたのでしょう。わたしにはもう無理。

 

桜の木材の次はこれ……これが我が家のJKセレクションですハートのバルーン