今日のお題は「#給食の思い出を教えて」
わたしの給食の思い出ではなく、娘の思い出です。
そもそも娘、給食のみならず食事が大嫌いな子供でした。
幼稚園でもお弁当を完食しただけでクラス全員から拍手をもらっていましたが、驚くことに小学校にあがっても同じ現象が起こっていました。
まずは一番最初に思い浮かぶ給食の思い出は小1の時、保護者も給食を食べられるイベントでの出来事です。
お昼前、集合場所の教室の前に行くと、ちょうど給食当番が働いているタイミング。
小学校に入りたての我が子が給食を食べている姿を一目見ようと集まるお母さんたちの間で、話題になっている子がいました。
「見てみて!あの子、割烹着がブカブカで埋もれてるー!」
「本当だ!帽子も大きくて顔が出てないー!」
いうまでもないことですが、もちろん「あの子」は学年1のちびっこを誇る我が娘。
本当、娘の割烹着姿は帽子とマスクの間から、かろうじて目だけでていて銀河鉄道999の車掌さんかな、FF8のビビかなという状態でした。
とはいえ給食が苦手でも、割烹着がブカブカでも、必ずどこかで楽しみを見つける娘。
お弁当大嫌いクラスメイトを見つけて、時間内にご飯を食べれないチームとして毎日、給食室に直接、食器を返しにいくのを楽しみにしていました。
そのおかげか、食べないクセに給食の先生には可愛いがっていただいていたようです。
風邪をひいてしまったある日、学校に欠席の連絡をするため電話して苗字を名乗ると、電話口の先生が「あ、○○ちゃんのお母さんですか!わたし給食の・・・です!」とおっしゃるではないですか。
背中に冷や汗をかきながら「いつもご迷惑をかけていてすみません」と謝ったところ、「いえいえ。○○ちゃんは食器を返しに来る時に、わたしは小食だからあんまり食べられないけど、このお肉は美味しくて本当はもっと食べたかったんだよ。こういう味つけは美味しくて好きなのって、いつも感想を言ってくれるんです。それが嬉しくて」と言ってくださり、背中の汗はさらに滝のように流れていくのでありました。
娘よ、調子良すぎるw
あと、6年通じて給食にうるさくない先生が当たってくれたのは、幸運だったと思います。
とある夕方、担任の先生から「給食の件で」とお電話をいただいたので、「とうとう来たかー!」と、身構えたところ続いたのは、意外な話でした。
「実はわたし、○○ちゃんに謝らなければいけないことがあって。今日、間違えて〇〇ちゃんのご飯を食べちゃったんです。○○ちゃん、どんな給食でも白いご飯だけは食べられるのに、それをわたしが食べちゃうなんてー!何にも食べてないんじゃないか心配になってお電話したんです」と。
先生には「いえいえ、ご飯だって別に好きなわけじゃないですから、こっそり『先生ありがとう』ってほくそ笑んていたと思いますよ」と申し上げました。聞いたら、その通り。
まだまだ給食ネタはありますが、思い出していくうちに大変だった娘の食事事情を思い出し疲れてしまったので、このぐらいに。
写真はランチョンマットです。たくさん作ったなー。

