昨日の意味不明な謎のタイトルの答は
「小林聡美つながり」。
私が勝手に「聡美ちゃん映画」と呼んでいる
そのラインナップ、タイトルからでした。
「パンとスープとネコ日和」、「めがね」
そして原点の「かもめ食堂」。
監督はそれぞれ違うのですが、、どれも特別に
何か大きな出来事が起こるわけでもなく
淡々とした毎日の暮らしを描いた映画。
住んでいる家も昔からあるような温もりのある
木造家屋。スタイリッシュな住宅もオール電化も
登場しません。時間がゆったりと流れていて
見終わるといつもほっとする映画。
なかなか新作が見られないのが残念。
出演者もだいたいは「小林組」のように
決まっていて、もたいまさこ、市川実日子
光石研、加瀬亮。私は特にそれぞれの作品での
もたいさんの役どころが面白く、次はどんな?と
楽しみにしています。
そして、もちろん「やっぱり猫が好き」のお二人も
変わらず大好きです。
そんな映画を毎回彩ってくれるのがフード
スタイリスト飯島奈美さんの料理。
それは演じる俳優達と同じような存在感があり
いつも映画の中の食卓に見とれてしまいます。
普通の、でもとびきりおいしそうな家庭料理。
「ほぼ日」に飯島さんの記事とレシピがあります。
一人でも大勢でも、こんな料理がある食卓は
絶対に幸福だろうなと思わせてくれまます。
飯島さんのレシピは手間をかけた丁寧な作り方。
しばらくぶりにレシピの手順を見て、改めて
「手間をかける」ことは素晴らしいと思いました。
ホットケーキミックスではなく、薄力粉から
ちゃんとホットケーキを作りたいと思いました。