世にも奇妙な物語 墓友

千代美(渡辺えり)は桜の木々が立つ共同墓を購入する。
その共同墓の隣を購入した夕子(真野響子)をバス停まで傘に入れ帰り道に
主人公が『こういうの墓友って言うみたい』と言われ「墓友」になる。
2人は食事をともにするとすっかり意気投合した。
墓友になってからは翌日仕事場に行き、コロッケを手土産に持って来たり、
仕事を終えると夕子が待ってて夜ご飯一緒に食べ行ったりした。

千代美が芝居を見るのが好きと言うと芝居に誘ったり、カシミアのマフラーを譲ったりした。
夕子はお金持ちをアピールして千代美にプレゼントしたり、
お芝居のチケット代を出してあげたりした...
芝居が終わると『来週は歌舞伎行こう』と言われるが、
スケジュール帳を出した千代美は、会社のバスツアーあるからと断った。
バスに乗ると夕子が座っていた。
職場の同僚から「知り合い？」と言われたが、動揺しながらも千代美はバスに乗った。

別の日に２人で歩いてたらチャリの若者に邪魔だババアと暴言を吐かれる。
暴言を吐いた若者のチャリがズタズタ破壊されてていた。

千代美は風呂場寒いと言ったら、千代美の部屋に業者と夕子が来て
浴室暖房を設置した。
夕子はお金は私が払うと言われ、私達墓友だからいいのよと言われた。

夕子の行動が怖くなり、不信に思った千代美は同僚に相談する。
相談をしてたら夕子から電話があり、困り果てた千代美に変わって、同僚が
「千代美は休日出勤なので会うのは無理！！」とキツく言い放って電話を切った。
夕子から貰った赤いカシミアのマフラーも不気味がっていたら、同僚がカシミアだから
いらないならもらってあげるわと言い持ち帰った。
すると同僚は転落して死亡してしまった。
『あの人亡くなったの』と夕子に告げると『あの人には赤いマフラーは似合わない』
と言われ、墓を解約したいと業者に電話をした。
墓場に着くとそこには、夕子がいた。。。
『解約するな』『私達墓友じゃない。。』『あなたが初めてできた友達なの』と言われ
逃げる千代美の先には崖があった。
『生きててもしょうがないからここで一緒に死んでお墓入りましょうよ』と
夕子自分に刃物を突き刺し友達じゃないなら、もう自分１人で死ぬといいだし
ナイフを自分の腹に刺した。
心配して千代美は夕子のそばに近寄ると、引きずり込み２人崖から転落死した。



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