よく多数決なんて使いますが、確かに何かを決める時には、便利ですよね。
でも、真実というのは1つしかないわけで、99が嘘だったとしても、99も賛成してるのだから、真実だよねと、嘘が真実になる事って世の中に沢山あると思います。
仮に嘘なのに大多数がそう思ってしまった場合、真面目な人はそれを真実として捉えるでしょう。
そこで、真面目で良いのかと考えるわけです。
真面目が故に、
多数が信じてるからと嘘を真実と信じ、それを確実に守っていたとしたら。
真実だと思い込んでいたら。
それは、結果的に真面目さが故の功罪を意図せずして犯している事になります。
では、何故、結果的に真面目の功罪となってしまうのか。それは、自分の考えに対する軸のなさを表しています。
私も俗にいう真面目だねと言われるタイプですが、何か違和感を覚えるのです。
真面目がダメなのではなく、何でもかんでも信じている事、そこに違和感を感じます。心の違和感を脇に置いて、そうなのだと思い込もうとする自分は今はいません。
ところが、過去の自分はみんながやってるから、頑張らなくちゃいけないと思っていた時期が大いにありました。
心の底から望んでいたことではないのに。
でも、気づいてしまったら、信じ込もうとしている自分は本当の自分に嘘をついていたという事がわかります。
これって、人間は結構複雑な精神構造をしているので、
きっとこれは正しいからやらなくちゃいけない
↓
やらない自分がいたら、罪悪感を抱く
↓
罪には罰を与えなくちゃいけない
↓
最近、良くない事が起こるな
↓
運勢悪いんだ
なんて、自分発信なのに運勢のせいにする。
男運悪いも一緒。
全ては自分次第。
結局何が言いたいのか。
世の中で言われている事にどのくらいの真実があるのだろうか。
知ると知らないでは大違い。
知らずに真面目に過ごすだけで、功罪を犯してるかもしれない。
例えば、
ある団体に入りました。そこの考えはこうです。だから、こうしなくてはいけない。だんだん、そんな気がしてきた。
もしくは、自分はそれが嫌だけど、みんな入ってるから、そうするべきなのだ。そうする事が正しいのだ。
そんな思考が働いたのなら、本来の自分とは乖離している事に気づき、素直になる事が大切かもしれません。
そんなこと言ったって、仕事上無理というのなら、本来の自分と合わせている自分に気づくだけでも良いのです。
だって100%信じている自分はそこに居ないのだから。
そこで、伝えたい。
EUROPE Turn To Dust
オフィシャルビデオはアニメーションで描かれています。これも今の世の中をよく表しているなと思います。
これは、あくまで私の解釈
本当の気持ちを押し込め、戦争に行かなくてはいけない。戦争を起こす組織は全てお金のため。
お金に群がる人々。それを支配する構造がある。
人の死は肉体はなくすが、思い出は残る。
大切にすべきところはそこ。心。
お金は燃えれば塵。人間は燃えても魂は永遠。
自然災害は増え、欲に溺れた人間は塵に戻るしか道がない。破壊行動。
この状況に気づき、自分の道を歩く。
それこそが大切なのだ。
そんな風に感じます。
曲の終わりも突然無音。
これからの世の中、そんな終わり方になって良いのか。
考えさせられます。
鵜呑みの真面目ではなく
自分の軸を持った真面目
どちらを選ぶかで道は大きく分かれる
そう感じます。