まるで恋愛の話のようですが、もちろんEUROPEの事ですよ👍🏻

でも、EUROPEに恋したんだから、同義語と捉えても良いのかも。

何故EUROPEがこんなに好きなのか。考えてみた。


OUT OF THIS WORLD のSUPERSTITIOUS

テスト勉強してる時、ラジオをかけてたら流れて来たこの曲に雷を打たれた。もちろん理由はない。感性で感じたから。

1曲だけで、アルバムはハマらないということは良くある。

でも、私はEUROPEの全てにハマってしまった。

すぐにアルバムを購入。

当時は、レコードやCDを買うとポスターがついて来た。耳でも心奪われましたが、見た目でも心奪われました。ですが、やっぱり音楽性なのです。

当時はアイドル扱いされたり、Bon Joviと比べられたりして、良いんだか、悪いんだか。


雑誌の最後の方に文通しませんか?的なコーナーがあって、当時は平和で堂々と住所も名前も書いてあった。EUROPEを共感したい私は、EUROPEファンにお手紙書きました。すると、あれよあれよと海外へと広がり、ペンパルが多い時で同時に7人位いたと思います。

ところが、この曲良いよね?って交流したいのに、LOVE、CUTE、KISSなる言葉が並び、あっという間に終わったペンパルも数知れず。


あ、そうそう、好きでいる理由。

とにかく心がグッとくる、何とも言えない感覚がある。

これをさらに分析すると何だろうと考えると、

品が良い。

アンダーグラウンド的な薬とかアルコールとか女とかそんな反逆的な歌詞や曲ではない。品性があり、叙情性があり、壮大なスケールの曲調。まるで、物語を聞いてるみたい。

私の住む北海道とスウェーデンは寒冷地である共通点がある。Joeyも暖かい土地にいる時の曲作りは合ってなかったと言っている。寒い方が想像力が掻き立てられるよう。という事は、彼らの作り出す曲調が北海道で生まれ育った私の心に響くのではないかとも感じる。


次にJoeyの声

クリスタル的透明感があり、そこの中にガラス質のようなハスキーの成分も入っている。この声が、EUROPEの音楽にやはり品性をもたらしている。彼の人間性もあるのでしょう。美しいハイトーンボイスが心地よいのにハードロックであるという、コントラストがたまらない。声が抜けていく時のハスキー成分の変化も魅力的で、彼の繰り出す英語の発音も大好き。round的英語の発音がツボ。Carrieの最後もdownで終わる。日本語で示すと「アウン」と聞こえるところが来ると、キターといつも思う。若いやんちゃな勢いのある感じのJoeyの歌い方とあらゆる経験を経ての熟年の今の声。最高すぎる。そして、例として一曲あげるならば、NEW LOVE IN TOWNのように低い声のJoeyも魅力的。カラオケに行っても原曲キーを私が歌っても違和感ないのだから、音域広いなと思う。あんな綺麗な声なのにハードに歌ったJoeyに心掴まれる。もちろん、若い頃のふわふわJoeyも今のイケオジJoeyも素敵すぎて、ほぼJoeyを目で追ってしまう💦


次にギター

ギターも魅力の一つ。むしろ歌詞よりもギターのフレーズにやられてる曲も沢山ある。READY OR NOTのギターソロは大好きで、ライブでも1人喜び悶えていた。この曲はKee時代だけれど、Johnもリスペクトして同じように弾いていた様に感じました。楽器は姉の真似して、ピアノを習ったけれど、性に合わずブルグミュラーでやめてしまった。よって、音楽の技術的な事は何も語れない。兎にも角にもEUROPEのギターフレーズはたまらなく好き。ギターにやられてる自分も大いにある。

ブルージーなとJohnと正確ピッキングのkee。どちらも好き。ただ、EUROPEのパッケージとして見ると、やっぱりJohnの方がしっくり来てる自分も。


次にキーボード

EUROPEサウンドにはなくてはならない。

曲に厚みを増すだけではなく、曲のスケールをさらに壮大にしている。キーボードのフレーズから始まる曲も多くあり、さあ、これから物語が始まるよ!と言わんばかりの存在感。しかも、MicのコーラスもJoeyとの曲作りも、TURN TO DUSTの終わり方と言い、多大な影響を与えている。キーボードが入る前の初期二作のアルバム曲はライブではキーボードありで聴けるのも楽しい。


そして、ベース

実に淡々とJohnは弾いているけれど、ハードロックといえば、重低音が効いてることも魅力の一つ。という事は、JohnのベースがEUROPEサウンドを支え、更なる重厚な世界へと連れて行ってくれる。特に近年はヘヴィな曲調のものも多く、ベース、Johnの役割は非常に大きいものだと思っている。作曲参加もしているし、原点回帰している重厚サウンドも大好物。


最後にドラム

Joeyも言ってるけど、EUROPEの屋台骨。

彼がいなければ、彼の明るさがなければ、EUROPEサウンドは成り立たない。ライブの時のドラムソロなんて、1人でヒューヒュー言っていた。しかも出ずっぱりのイアン。凄い体力。昔はドラムの数も少なくかったけど、今はフル活用。テクニックも体力も大変なものの様に思う。


こんなんじゃ語り尽くせないEUROPE。

曲の構成もおしゃれよね。どうおしゃれかって言われたら、困るんだけど、色んなパターンが組み込まれ、メロディアスとリズムの絶妙な比率が良い。

ここでこう来るんだ!って喜んでいる私。

音楽の詳しい事はわからないけれど。


結局一言で言うとチームワークの良さなのか。


当時、沢山のバンドの音楽ももちろん聴いていたし、ポップスもR&Bもブラックも好きだった。ヘヴィメタルも行きついた先はクラシックに行き着くんだなと当時も思っていた。


こうして、長い長い空白期間のあった私ですが、原点回帰してEUROPEに戻って来たところを見ると、彼らの作る音楽に共鳴する自分がいる事は間違いない。


Joeyはソロの期間でも、全く違う音楽性の中にいた。音楽性の振り幅が広いから、曲調の振り幅が広く、THE FINAL COUNT DOWNのような大きなヒット曲を生み出した要因でもあると思っている。

そして、ライブでもお気に入りだった、Memories

アレンジの振り幅が素晴らしい。大好き。


自由自在なベテランツアーバンド。


私にとって、心の充足感が凄まじく、間食が減った私。ライブ前なんて、胸いっぱいで少食に。


これなんだよ、これこれって言えるもっと深い部分を語りたかったのに、ちょっと未消化な気もする。

言語化って難しい。


でも、今日はこんなところで⭐️