遊び場で、プラレールを息子がやっていた。
他所の子がやりたい!となり、ちょうど息子が積み木に興味を示したので
他所の子にスムーズに譲れるように
必死でアセアセしながら
積み木をやろうか?と息子に声をかけ、そのプラレールの反対の手近にあったテーブルにとりあえず積み木を置き、やってみせた。
なんとか息子の気を積み木に持っていくことができ、プラレールを気持ちよく譲ることができた。その子のお母さんからも感謝してもらった。
しかし息子が積み木に夢中になり始め、テーブルの上でかなり高く積めることができてしまい
そのこと自体は素晴らしく
私はこんなに積めるようになったんだ!すごい!と思ってしまって
椅子の上に乗ったままでは高さが足りなくなり
テーブルの上に乗りさらに、積み木を乗せようとした
そこで当然、止めるべきだった
でもついつい許してしまった
そこで一声、4歳くらいの女の子に
「テーブルの上に乗ったらいけないよ」と注意された
根が腐っている私は、一瞬その女の子に対してイラッとしてしまったが
冷静になり、「そうだよねー乗ったらいけないね、教えてくれてありがとう」と返し
さらにもう一つ積む時には私が息子を抱きかかえて積んだ
そこで一声、「テーブルの上だと高くなって危ないです!崩れてプラレールで遊んでいる子に当たってしまうかもしれないので下でやってください」とスタッフさんに言われた
またイライラッとしてしまった。
「は?プラレール譲るためにこっちでやってたんだよ、譲らなけりゃやってないんだよ」と内心では思ってしまった
もちろん、「ごめんなさい。下でやります」とすぐに辞めたけれど。
いや、スタッフさんが当たり前のことを言ってくれた。指摘をしてくれた。私が周りを見られなくなっていただけなのに。
まさかの4歳の女の子にまで指導してもらって。
つい、息子が成長しているところを見ると息子しか見えなくなる。
完全に毒親気質が垣間見えてしまった。真っ当なことを言ってくれている人たち(それも子どもにまで)に対してイライラする感情にも悲しくなる。
一気に心が沈み、その後も息子は他のおもちゃで楽しく遊んだけれど私は終始落ち込んでいた。
最後の最後、最初にプラレールを譲った子のお母さんがなぜかわざわざ遠くから息子がその時遊んでいる場所まで来てくれて、「先ほどは譲ってくださって本当にありがとうございました、さようならー」と言ってくれて。
少しだけ落ち込みが和らいだ。
多分、私自身が、まだ子どもなんだよなぁ。危機管理とか、周りへの配慮とかが、何かに夢中になっているタイミングで異常に欠如してしまう。
精進していかないとなぁと反省した日でした。