ナリ心理学の「母親を理解する」をやってみたいと思います。
私の母親はなぜうまく子育てができなかった?
私みたいな自尊心の低い人間に育てたのか。
1、母親が私を使って人生のリベンジをしようとしたから
母親の母親(祖母)もエリートになれ、高学歴になれ、と理想を押し付けてくる(自分自身は違うのに)勉強しろ、スポーツしろ、の教育ママだった
母親はそうなれなかった。専門学校を出て、ホテルのカフェバイトをしていて父と出会い結婚した。
大学を出て一流企業に入る、官僚になる、国際人になるなどの理想が母親にはあり
子供である私にそれを求めた。私の子どもの頃の口癖は、将来は、外交官になりたい!だった。外交官って、何?何するのか、今でもあまり分かっていないくらい、興味が無いのに母親がとても喜ぶのでそう言っていた。
でも。母親の職業が、ホテルのカフェバイトだよ?父親は2代目の建具屋。私がエリートになるはずがない。
そのズレであったり、母親の理想の人生を子どもが歩むことを望んだことが間違いだった。
母親の理想の人生を子どもに託してしまう気持ちは、自分自身が母親となった今、わからなくもないが。子育ての本とか当時は無かったのかな。子どもでリベンジしようとするのは一番やっちゃいけないこと。
2、育児の途中で金銭的に困窮したから
父親の会社の経営が途中で多分うまくいかなくなったのと、子ども3人を習い事させまくり、洋服などにも好きにお金を使うタイプだったのでそこまで貯金が無かったのだろう。
ウチはお金に余裕があるんだろうなと感じていた幼少期を過ごして、中学生になるとウチは貧乏なんだな、と感じることが増えていた。
お金が無かったのもあり、家庭内がギスギスして、うまく改善していけず悪循環に陥り家庭がボロボロになっていた。
3、ヒステリックで未熟な精神状態の人だから
幼少期から、激しく怒り、ぶっ叩かれて、叫び倒したあと、しばらく経ってから母親は涙を流しながら私を抱きしめる、というサイクルが多くあった。ぶっ叩かれた理由はなぜか一つも思い出せない。
「ごめんねぇぇ、あなたのことが大事なのぉお」と言われながら抱きしめられている時、気持ち悪い、ドン引きしている感覚は覚えている。
母親は精神的に未熟であった。愚痴を私にずーっとずーっと垂れ流す。とにかく愚痴のオンパレードで私にぶつけて発散していた。私はサンドバッグかゴミ箱か何かですか?
そもそもヒステリックを起こす短気な性格は子育てに向いてなかった。母親の父も暴力的だったらしいから、母親も叩かれていたのかもしれない。
4、疲れていたから
遠いところへ嫁いだので実母の力も借りられず父親は家事育児は一切手伝わない。弟の送り迎えなどは父方の祖母が担っていたりしたけどそれでもそりゃ疲れるよな、という膨大な作業量。
妹は幼児のころ病弱で入退院を繰り返していたと聞いたのでそれくらいから少しずつ疲れが溜まっていきはじめたのかもしれない。
子ども3人の育児に家事、地域の仕事(世間体を気にするのでパワフルママを気取って積極的に参加していたなー。家事が追いついていないのに。)に子どものイベントごと、自分の仕事。
途中から母親は壊れかけていたのだろう。
どんなごはんにも一味唐辛子をかけまくっていたり
アルコールを大量に飲みおかしくなっていたり
トイレに篭りタバコを吸い続けていたり
子どもに簡単にバレるような不倫をしていたり
家はぐっちゃぐちゃになっていて
シンクには洗い物の山
洗濯もなんとか毎日やってるけど追いついておらず
家全体が掃除しなさすぎて汚すぎる
ゴキブリが弁当の中に入っていたこともあった
食事がコンビニの菓子パンやおにぎり、近所の出前ばかりなど、今思えば私の成長期の不調は慢性的なタンパク質と野菜不足だったことも一因だったと分かるし
とにかく回っていなかった。
パンク状態だった。
…とりあえずいったん整理してみました。私の母親はなぜうまく子育てができなかったか。
もっと理解を深めていきたい。
そして母親への執着を手放し、心の中で頭の中で縁を切りたい。