父親は、毒親では無かった


家庭に無関心で趣味に生きる人だった


2代目で特権意識が強く変に優しい

(仕事できない社員をリストラできない、社長、先生、と呼ばれることが好き、偉いと思われたい人)


学歴コンプレックスがあった


子どもには学歴を、と大卒は絶対だった


しかし、近所に住む父の同級生の子ども(私と同級生もいる)たちは高卒だけどしっかり働いて近所で子孫繁栄している たくさんの孫たちに囲まれた老後。


父親は離婚し子どもは3人なのに全員上京して、広くて古い一軒家にひとりぼっち


65歳の今になって、寂しい と言っている


父親には感謝している


母親の私への過干渉を、最後の最後は、制止してくれた(大学はどこへ進学するのか、母親の意見を止めてくれて私に決めさせてくれた)


父は、子どもを持つには精神的に若かった、不器用だったんだなと思う


趣味が多いことが救い

昔も今も、色々楽しんでいるから、子どもに依存しない


事業は上手く行かず畳み、弟の学費ローンの返済のため今でもアルバイト生活をしている


父の人生についてとやかく言いたくないけど



母親の過干渉を断ち切ってくれて感謝はしているが、父の人生に子ども、必要だったのかな?って思ってしまう


でも、、私が頑なに、育児を失敗したくなくて勉強したり一人っ子にしたりする行為って、結局は父親と似たような道を辿るんだろうか、、


30年後にならないと分からない


息子(父親にとっての孫)を、父親に見せに、年内に田舎に少しだけ帰ろうと思う。


苦しい思い出が多すぎて帰省は好きじゃないけど、後悔しないように。