「いい親」をやめるとラクになる 古荘純一 読了
■代理ミュンヒハウゼン症候群
親が子どもを病気に仕立てて、子どもを一生懸命に看病する姿を見てもらいたい親がいる。それは虐待行為
→私、この気がある。息子はADHDなんじゃないか?育てにくいんじゃないか?(そんな息子を一生懸命に育てている私は大変だ、辛いんだ)
■自己肯定感は褒めて育てることで育まれるわけではない
子どもが、受け取った情報をきちんと処理、把握して活用できていると感じることで育まれる。
情報は多すぎるのは良くない。
褒める、尊重することで育まれるわけではない。
自分で考えることができた、自分で理解できた、この感覚が大事。親が代わって処理を行うと育まれない。能動的体験こそが、自己肯定感を育む。
自己肯定感は、バランスが大事、集団で過ごすには否定的な体験も当然あるが、肯定的な体験との比率のバランスが保たれていることが大事。自己肯定感しかない人は社会で生活するのは無理だもんね。
■こんなふうに育ってほしいという働きかけは✕
子どものほうから、愛着を持つ人への働きかけ(後追い、しがみつき、恐怖、不安を感じた時に守ってあげる、見守り)にしっかりと充分に応えることが大事
■子どもと向き合うことが大事ではない。子どもが近づいてきたとき、子どもが母を必要とするときに受け入れることが大事→母はもっと肩の力を抜き、子どもをよく見て、子どもが来た時に対応する。こちらが何かしなきゃ!はマイナスでしか無い