こんにちは。

息子が35歳まで発達障害と気づかなかった母です。

息子の記録を残すためにブログをはじめました。

今は、前向きに楽しく暮らしています。

 

最近、空気を読めという言葉を

よく聞きます。

 

あの人は空気読めないから

嫌いという言葉も直接聞きました。

 

息子の事ではないですが、

息子の事のように感じました。

 

どうして空気を読めないと

嫌われないといけないんでしょう。

 

当たり前のように空気を読めと

言いますが空気を読めない人は

どうしたらよいのでしょう。

 

息子は空気を読めない人に

あてはまります。

 

私は空気を読めない人がいても

いいと思います。

空気を読めという

言葉自体、好きではありません。

 

でも、社会に出ると空気を読めない人

は空気を読めと言われます。

 

そういうことまでしないと社会では

生きていけないのでしょうか。

それを息子に求めると、どこにも

所属できません。

 

コミュニケーションができない息子に

空気を読めと言っても何のこと?

と思います。

 

相手の気持ちを察することは

良いことでもありますが、

息子には難しいです。

 

それは教えても無理なようです。

ただよく聞いていないときが

あります。

 

何度も言ったよと言っても

聞いていないよと言う事が多いので、

ラインに言葉を残すことにしました。

 

それで息子は自分で気づいたようです。

言われたときに自分で違うことを

考えていて聞いていないと。

 

言ったよと言われるような

ことがよくあるようです。

でも息子には聞いた覚えがないので

疑問が出てきたようです。

 

人が話したときは聞くということに

集中することと、忘れないように

メモを取るということを言いました。

 

分かったと言っていましたが、

これは社会に出るにはとても

大事なことと思います。

 

これは訓練をすることでできる

ようになると思います。

 

でも空気を読むことは無理だ

と思っています。

 

息子の頃の中学は300人超えの

マンモス校と言われていました。

それで体調を崩したのでは

と思っています。

 

空気を読めないことで人との関係が

うまくいかず、息子は疲れて

2次障害になったのだと思っています。

 

人が多すぎるのも難しいです。

先生も一人一人がどういう子なのか

見ていなかったと思います。

 

中学生にもなるとそういうところは

見ないのかも知れませんが

息子には必要でした。

 

空気を読む、誰が流行らせたのか

わかりませんが、読めない人もいると

いうことを知ってもらいたいです。

 

決して息子は自己中でもなく、

鈍感でもなく、空気を読むと

いうことが難しいだけなんです。

 

でも、発達障害を理解していない

人にはどうでもよいことなのかも

しれません。

 

もう少し理解者が増えて社会が

受け入れてくれ、制度も変わって

いくことで、当事者も家族も生きやすく

なるのではと思いました。

 

 

 

つづく・・・

 

 

読んで下さりありがとうございますニコニコ

 

 

 

 

↓私と娘は繊細さんでしたが

息子は繊細さんではありませんでした。