息子が35歳まで発達障害と気づかなかった母です。
息子の記録を残すためにブログをはじめました。
今は、前向きに楽しく暮らしています。
本の断捨離をしていると
懐かしい本が出てきました。
息子が不登校の頃、紹介して頂いた本、
診察室にきた赤ずきんです。
この本は物語にたとえられていました。
なるほどと思った記憶があります。
今はたくさんの、発達障害の本が
発売されており、どれを見たらよいのか、
わからないくらい多いです。
ネットでの情報もたくさんあります。
20年前は通院していた病院で
発達障害を知っている医師は
いませんでした。
息子の脳波を見て異常といい、
そのうち治るかもとあいまいな
言い方をしていました。
お腹にいるときも、何度も
検査されましたがわかりませんでした。
35年たち発達障害ですと言われて
やっと納得することができました。
20年前にはブログというのもがなく、
息子にホームページを作ってもらい
息子のことを書き、どうしたらよいの
教えてくださいと問いかけたことが
あります。
その時に若い男性からコメントが来て
教えてもらいました。
息子さんは3ねんねたろうタイプではと
言ってくださる方がいました。
そして、本を購入して見ました。
その時は、3ねんねたろうのようなら、
3年待とうと思いました。
実際に3年たったころから少しづつ
動き出して、遅刻しながらも
自分から学校に行くようになりました。
その頃はもう、学校に行ったらとは
言いませんでした。
学校に行くなとも言った事がありません。
学校は行くのもだと思っていましたから。
息子を私の言葉で惑わさないように
息子に負担をかけず、息子が決めたことを
受け入れました。
体調のことは息子がよく
わかっていると思いました。
結局は出席日数が足りなく退学に
なりましたが、何も言わなくても、自ら
受験勉強をして大学に行きました。
その時の本が出てきたので、もう一度読んで
みようと思いました。
今では発達障害の本がたくさん
出ているので古いのかも知れませんが、
私を助けてくれた1冊の本でした。
そして、20年前コメントをくださった方
ありがとうございました。
迷子のようになっていたときは、誰か一人でも
声をかけてくださることで安心しました。
そういう人になれるよう頑張ります。
つづく・・・
読んで下さりありがとうございます
20年たっても本はまだありました。