こんにちは
息子が35歳まで発達障害と気づかなかった母です
息子の記録を残すためにブログをはじめました。
今は前向きに楽しく暮らしています
息子は、大学を出て10年間人との
かかわりも持たず外で働くこともできず
外出できる引きこもり状態でした
何もしないでいる息子には、
家の中の仕事ををさせました。
働いていないなら、専業主婦のように家のことを
することが良いと思ったからです。
体調の良い時は、毎日の掃除機かけ
2階まで全部です。
毎日のコーヒーを入れる当番にも任命しました。
息子の入れてくれる、コーヒーはおいしいです。
母が忙しい時の、晩御飯を作ってもらいます。
息子は料理ができるので、食べたいものを言うと
作ってくれます。
時々ケーキも焼いてくれます。
アップルパイやチーズケーキは得意なようで
本当においしいです
みんなが美味しいと言うと嬉しそうです
でも、何を作ってほしいのか、言わないと
考えられないようです。
あやふやな言葉が苦手ですので、今日の晩御飯は
これにして、ケーキも食べたいと言うと
動き出します。
自分でお買い物に行って作ります。
他にもパソコンのが得意なので、
動かなくなった時やネットがつながらないときは
すぐに呼ばれます
父は携帯の使い方がわからないときは
すぐに呼んでいます。
母はハンドメイドをしているので、
台紙や、チラシも作ってもらいました
便利屋さんみたいになるとダメですから、
自分の用事を頼んだ時は少しですが、
お礼をするようにもしています。
お礼は、時給にして現金など、世間よりは
すごく安い金額ですが、お金を得ることを
知ってほしいからです。
あとは食べたいものや、洋服などの
お礼をしています。
頼んだものによってはすごく
時間がかかっていることもあるので
家族でもお礼は必要かなと思います。
晩御飯やケーキ作りには、物のお礼はしていません。
家族でおいしく頂くことが嬉しいことです。
おいしいと言う言葉がお礼です。
働いていないから、やるのは当たり前とも
思いません。
息子が苦痛だと言うことはしないようにしています。
息子に聞いて、やれることだけを頼みます。
得意なものは、喜んでやってくれます。
褒められると嬉しそうにしているのはわかります。
社会とのかかわりがない分、
家族とのかかわりは持つようにしています。
何が正しいのかはわかりませんが、
笑っていられればいいのかなとは思います。
頼りにされることも必要な事とも思います。
自分は必要な人間なんだと思ってほしいからです。
今日は、事業所がお休みなので
息子は、掃除機をかけてコーヒーを入れてくれます。
ただ、掃除機かけていい？と、
ちょくちょく聞いてきます。
そこが発達障害なのだから仕方がないのかな。
息子に聞くと、確認が必要と言います。
以前は発達障害を知らなかったので、
何度も聞かないで、なんで覚えられないのと
言ってしまっていましたが、
今はそうだよと優しく言えます
面倒だなと思うことでも、理解することで
面倒ではなくなりました。
体と心が元気であれば、前に進むことが
できるのかなと思います。
つづく・・・
読んで下さりありがとうございました