3羽飼っているセキセイインコのレモンが、今日亡くなりました。
ずっとお腹に腫瘍があって、最近ではゴルフボールより少し小さい位の大きさまで腫れ上がってました。
この1週間ほどは、ずいぶんしんどかったらしく、4、5日前からは止まり木にも止まれないでいました。
いつ死んでもおかしくない状態だったのである程度は覚悟してました。
でも、あぁ~今日も生きていてくれた。よかった。明日も生きていてねと、毎日祈るような気持ちでした。
ヒーターや暖房を入れ一日でも長く生きてくれたらと思ってたんだけど、ついに息たえたようです。
愛嬌のあるかわいい子でした。メスのピピとの間に3羽のヒナを孵して子孫を残してくれました。
最近は、息子のプリンは、お母さんのピピにモウレツにアピールしてます。
レモンが元気なときは、プリンを押しのけていたんだけど、元気がなくなるとプリンの方が優位にたってしまい、レモンをいじめるようになったので、プリンを隔離し奥さんのピピとレモンの2羽にしてやりました。
そんな中でおこった悲劇です。
今日仕事から帰ってきて鳥かごをのぞいたら、ひどい惨状になってました。
レモンが血まみれになって死んでいました。
そして奥さんだったピピの口のあたりは血まみれです。
何があったの
レモンは見るも無残な惨状です
ピピを絞め殺してやりたい位の思いでした。
あまりの酷さに死体を鳥かごから取り出すことさえ出来ません。
でも、なぜこうなったのかと疑問に思いしばらく鳥かごを観察することにしました。
ピピは、レモンの死体が気になるらしく、何度もレモンのそばに行き鳴いてます。
そして、ずっとうつむいた様は悲しみにみちているようにも思われます。
じゃあ、どうしてレモンの死体をあんなに啄ばむんだ?
これは推測ですが、動かなくなったレモンにピピはよりそってました。
ピピ自身、現在卵づまり(おそらく2個)の重症です。
レモンがいないことを悲しみながら(動かないことを不思議におもいながら)同時になんとか卵を産みたい
彼女は巣材としてレモンをみたのではないでしょうか?
レモンの羽はむしられてました。
私は、ピピの卵つまりを防ぐべく巣材を一切鳥かごに入れてません。
ピピにとっては格好の巣材にみえたのかもしれません。
でも、不思議なのは死んだレモンの顔が酷く状態が悪かったことです。
ピピが鳴いても返事の返ってこないレモンの顔をつついているうちにエスカレートしたのかもしれません。
ピピは、これで2度目の夫を亡くしました。
彼女は、最初の夫プラムが弱ってきたとき、自分の翼で弱ったプラムを抱くようにして暖めていました。
私は鳥は非常に賢く、情愛に満ちた生き物だと思ってます。
今まで沢山のセキセイインコを飼ってきて、多くのインコを看取ってきたけど、今回のようなことは初めてです。
こういうことってあるのでしょうか?
経験されたかたがいらしたら教えてください。
お見苦しいですが、レモンの血がついたピピです。