ステロイドパルスを断った時点で、私の治療はサドベだけになりました。
他の治療法は何も提案されず。
 
え、え、なんかさ光当てるのとかあるやん?
せんせ?ほかにもさー、えーっと、えーっと、
 
なんの提案もなく。
 
脱毛症って………………
 
もうちょっと治療法ないんか~い!!えーん
 
 
なんか、孤独感&自力でなんとかしないといけない感がスゴいです。
 
 
とりあえず、
 
●ストレスを溜めないこと
(生き方全般を見直す・とりあえず仕事変えたい)
 
●血行を良くすること
(運動&食べ物)
 
●頭皮の環境を整える
(保湿)
 
●栄養をとること
(髪の毛の栄養)
 
●しっかり睡眠をとること
(夜更かし大好き・一番苦手)
 
思い付くことは全力投球でがんばってますが、髪ってどんなに健康な人でも1ヶ月1cmぐらいしか伸びない世界なのでね。
 
道のりとおいです宇宙人くん
 
 
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと
 
 
この頃に親に初めて髪の毛の事を打ち明けました。
 
コロナのおかげで、GWは実家に泊まりで帰らなくてすんだし、たまにお茶するときもウィッグばれないし、お盆もコロナで泊まりがなくて、なんとかかんとか言わずに済んでいました。
 
 
私よりも私の事を心配するのが分かるから。
絶対、おおごとになるんですよね。
 
カミングアウトしたら、ああしろ、こうしろ、と干渉がすごいだろうとも思いました。
 
一番脱毛症状のきつい頃は、自分の気持ちを整理するのでいっぱいいっぱいなので煩わしい事がひとつでも増えるのが嫌でした。
 
できたら、髪が生えてから報告したかったのですが、心の片隅の少しの重み。
を、いつも感じていました。
隠すストレス、悲しみ。
 
さいわい、全体的になんとなく髪が生えてきていて、もういいか、と自然に思えるようになった頃、まずは電話で報告。
母は気丈にふるまって明るく話を聞いてくれました。
 
次の日に私の家に遊びに来る予定でした。
 
お茶を飲みながらしばし歓談。
 
「昨日の話、だけど、今こんな感じ。」
ウィッグを取って報告。
 
母は、産毛だらけの私の頭を撫でまわしながら
「赤ちゃんみないやなぁ~かわいいかわいい。」
と泣いていました。
 
父はチラッとこっちを見たような見てないような。
「そうか。」
と言っただけでした。
 
学生の頃は少しでも帰りが遅いと車で探し回るような心配性の父です。
 
「心配かけてごめんな。頭こんなんやけど、私げんきやしね。」
 
きっと旦那より子供より、私の事を我が事のように心痛めているでしょう。
 
お父さん、お母さん、心配しないでね。私の事で辛い思いさせてごめん。
 
その日はなんだかいっぱい泣いて、寝ました。
 
 
魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま
 
 
ここからはとっても不思議な話。
 
その夜、すごく不思議な夢を見たんですね。
銀の鱗のキラキラした綺麗な10メートルくらいの魚がきれいな海の中を泳ぎ回る夢でうお座
 
はっと目が覚めたら朝で、
「家庭って癒される場所なんだ。充電して元気になる場所なんだ!!
 
ということが、雷に打たれたように分かって、朝一で号泣したんです。
朝一で号泣とか人生初です…。
 
いったい何のこと?あたりまえじゃないの。と思われるかもしれないんですがあせる
 
私、結婚してから家でくつろげたことがないんです。
 
私にとって家庭は仕事をする場所で、あって、いつもせせこましく家事をしていました。
なので会社員になってからは仕事から帰っても仕事があるような感覚で、苦しくてたまに近くの喫茶店にくつろぎに逃げ込んでいました。
 
それが私の悩みであり、自分でも訳の分からないところでしたが、こんなもんかと思っていたんですね。
 
それが、急に、分かったんですよ。
 
家って、疲れた体を癒すところなんだ。
癒されるところなんだ。って。
 
いったい私の心に何があったんでしょうか汗
 
たぶん、両親にカミングアウトすることで私の中の何かが解放されたんじゃないかと思います。
感情を吐き出したから?
隠していたことが、私にとっては思っていた以上に重荷だったのかなぁ…。
 
とーっても不思議な体験でした。
 
旦那は私と違って、どこでも寝転んで寝る人です。
今まではソファで寝ている旦那を見るのが嫌で……この人なんでこんな風に出来るんだろう?
 
と思っていましたが、今はそっと毛布を掛けてあげれますニコニコ
 
子供も家の居心地が良くなったと思っているんじゃないでしょうか。
 
何より、私がソファでゆっくりしていますラブ
(今まではよっぽど体調が悪くないとできなかった)
 
不思議な体験でした。
 
 
最後まで読んでいただいたありがとうございましたおねがい