第2回西東京Zoom読書会 | pinoの読書日記

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『パリ警視庁迷宮捜査班』にワクワク

 
昨日は練習会を含めると三回目のオンライン読書会でした。
 
8名で。まずは通信状態をチェック。
 
読書会の説明のあと、各自、自己紹介&近況報告。
自宅待機やテレワーク、などみなさんそれぞれ環境の変化にとまどいつつも元気に過ごされているようでなによりですラブラブ
 
そこで最初の40分が過ぎたのでつなぎ直してもらいました。
 
そのあと班分け。
「ブレイクアウトルーム」というグループに分かれる機能を初めて使ってみました。
 
初めてなので、ちょっとあたふたして
「4・4」の2班にしたかったのに、「3・5」になってしまいました~あせる
 
グループ別に感想を交換。
 
課題図書の紹介を忘れていました。
こちらです。

 

 

本 『パリ警視庁迷宮捜査班』

ソフィー・エナフ

山本知子、川口明百美訳

早川書房

 

 

わたしの班で出た感想をすこしご紹介します。

 

 

・ 「アンヌ(特別班班長)は理想の上司」

 一同同感グッ 日本で映像化するなら天海祐希かキラキラ

 

・「班員も事件の真犯人もある意味ゆるい。でも、そこがいい」

 

・「人情もの」

 

・「読後感がさわやか」

 

・「イマドキ感のある群像劇」

(多様性を取り入れ、表面的なかっこよさにとらわれていない)

 

・「登場人物がフルネームではない章が挿入され、それで犯人像がピンと来た」

 (鋭い読み手にかかるとそうなんですね拍手

 わたしは「名前が短くてこの章読みやすい」なんてお気楽に喜んでました……爆  笑 )

 

 

よく比較される「特捜部Q」シリーズよりも、エド・マクベインの「87分署」シリーズに近いのではないかというご意見も出ました。

 

 

 

 

 

 

今回の課題書はパリ警視庁のお荷物扱いされた警官たちが「特別班」に集められて、未解決事件の捜査をする話なんですが(いまさら説明すると)、いろいろな理由で組織からはみ出した刑事なので、それはもう個性的。

 

読者をわくわくさせてくれるんですよね、普通じゃない(平凡ではない)人がわんさか出てくると。

 

それぞれあのキャラがよかったと参加者さんたちも名前を挙げてくれました。

 

とくに人気があったのは――

 

 

アンヌ・カペスタン――班長、射撃の名手、過剰発砲で停職処分

 

ルイ=バティスト・ルブルトン――元交渉人、同性愛者、冷静沈着

 

ジョゼ・トレズ――相棒がことごとく死傷したのであだ名は「死神」

 

エヴァ・ロジエール――作家(副業)として大成功

 

 

 

本書ではあまり活躍の場がなかったほかのメンバーも今後が楽しみです。

個人的にはギャンブル好きなエヴラールに期待してますルンルン

 

 

というわけで40分×2セッションの読書会が無事終わり、そのあとさらに40分オンライン懇親会に突入。

 

それぞれ好きな飲みもので画面上で乾杯し、2班にわかれて雑談しました。

 

フリートークは4名くらいが話しやすいようですね。

 

今後も毎回の反省点を踏まえてオンライン読書会をつづけま~す。

ツイッターで告知しますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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