本と私 | ジョニーがいなくてがっかり

ジョニーがいなくてがっかり

コスメといろいろな考えに触れるのが好きです。

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今でもたくさん読むわけではないけど

中学生・高校生くらいから少しは本を読むようになった

小学生の時は本が嫌いだった

母親が薦める

宮沢賢治とかエルマーみたいな児童図書みたいなのに全然興味もてなくて

みてた記憶は五味太郎の挿し絵の絵本とかおひめさま,そらをとぶとか

そーゆーふざけたものしかみなかった笑


全然勉強には厳しくなかったけど

母親が私にしきりに本を読ませたがっていたので

図書館で本を借りてくるように頼んだ

それで最初に読んだフツーの本が村山由佳の『野生の風』っていう本

今でこそ直木賞作家ってな感じの彼女ですが

私が手に取り始めたくらいはジャンプ小説とか書いてて

ライトノベル作家な印象でした

ちなみになぜ絵本しか読んでいなかった私が村山由佳という作家を知っていたかといいますと

私は本は読まないくせに

ナツイチとか出版社オオスメの本が載っている

あのちっちゃな冊子はなぜか毎年愛読していたので

そこに載っていて,気になっていたからなのでした

村山由佳という作家を母親に伝えると

村山由佳は村山由佳だけど頼みもしない本を母親は借りてきた

よくわからんが読んでみた

純粋な中学生か高校生をしていた私には驚きの内容で(もちろん今でも純粋ですが)

たしか記憶が正しければこんな感じ。

恋愛にさめてた主人公は運命的だと信じれる好きな人ができて

結婚したいって思うんだけど

その主人公はむかし遊びすぎたツケで

妊娠できないカラダになっており

子どもを望む2人はそこで関係が行き詰まってしまう

そんな2人の隙に入る主人公の親友

その親友と一時の過ちで妊娠させてしまう主人公の好きな人

本当は親友1人で育てていくということになっていたが

子どもは知的障害と発覚し,母子を支えるため男は責任もって結婚しちゃう

みたいな

みんな悪いし,みんな後味悪いように私は思えました

好きな人とは必ず結ばれるものだというりぼん・ちゃお・なかよしで育った私には

衝撃的でした

ただ他の人のレビューみたらそんな内容より自然描写がキレイとかで

そんなものなのかと…

これ読んだときなんでこんな風になっちゃったんだろって思った

本ってこんな納得がいかない話ばっかりなの??って思って

少しは本読むようになった

だから最初からハッピーエンドを読んでたら本読まなかったのかなーと

本って不思議です

そして魅力的

教育では本を読むことが結構重視されてるけど

過度に重視されてる気もする

ある時まで言葉がすてきな人って本で全部吸収してるのかと思ってた

でも一部はあっても全部ではないみたい

本ではなく違うもので学習できる人だったら

必要以上に大量には読まなくてもいいのかなぁと

でも何が代替となりうるかは未だに模索し謎のままですが