ある日のこと
ダメンズに私の友達って結婚できなさそうって話をしたら
なんでって聞かれた
私は私の友達の種類を大きくふたつにわけて説明した
1パターンは男がいなくてもいろいろ楽しむタイプ
もう1パターンは男がいるけど
明らかに男の話を聞いてると結婚できないなって思えるタイプ
そう言うと
「いわゆるダメンズってやつ?」
今流行ってるよねなんて言い出したのでびっくり
「でもお前,男はダメンズじゃないと楽しくないだろ?」
「別に楽しさなんていらないでしょ?」
そう言うと少し怯んだようにも見えたが
「いるだろ」
その後
陰でダメンズと呼んでいることがバレているのではないかと思うほど
ダメンズの良さを力説された(笑)
一体何を知っていて一体何を考えてるんだろ?
最近偶然 いろんなヒトといろんな話をした
そんな時にあがる話題は幸せそうな恋愛の話ではなく
誰かが一緒にいる(彼氏ではない場合もアリ)
『その男って一体どうなの?』と思える賛否両論の男(もしくは周りが否定しかできないような男)の話題が盛り上がる気がする
その男はジコチューで…から始まり
誰かが話の途中で
「その男どうなの?」
という
それに便乗してまた誰かが
「ありえなくない?」
と言い
話題提供者は
「でも彼ってこんなに優しいの」
って言うけど
「それって愛がないよ」
「それ他に女がいるよ」
「別れた方がいいよ」
は最近聞くことばかな?笑
ダメンズは最近ダメンズって増えたよね?って言ってたけど
ダメンズって本当に増えたのかな?って最近思う
その話をする ずっと前にダメンズに
「おもしろい話してー」
って言ったら
ダメンズが眠そうに話したことは
むかしの女は
『男の夢』を男と一緒に追いかけてたけど
今の女は
『幸せ』を求めてるの
だから今は『幸せ』を感じなくなると離婚するの
って言われた
なにそれ?わかんなーい
って思ってたけど
何日か経って
学校で日本の障害児教育の祖・糸賀一雄のビデオを観た
その時 糸賀さんは自分は障害児教育に身を捧げるため
都会暮らしのエリートコースから
田舎での貧しい暮らしに一転したそうで(多少違うかもしれんが)
そう聞くと糸賀さんすげーとも思うけど
糸賀さんには家族がいて
妻子も田舎まで連れてきて
嫁には
「施設の子どもを自分の子どもを育てるように扱え」
と言ったそう
その一例として
糸賀さんの奥さんは子どもが小学生にあがるとき
ランドセルを購入しようとしたそう
そしたら糸賀さんがとめたらしい
なんでも
「施設の子ども全員にランドセルが買えるか?」
とのこと
奥さんはその時疑いなく
「本当だ!買えないわ!!」
って思ったらしい
フツーなら糸賀さんの障害児教育への愛を感じる場面かもしれないけど
私はその時糸賀の嫁すげーって思った
そこで糸賀さんの嫁に友達がいたら
「おたくの旦那ってどうなの?」
「愛がないわよ」
「別れた方がいいんじゃない?」
の世界ですよ
みつをだって
ある日サラリーマンを辞めて
俺は筆一本で生きるって家族に言い出したんでしょ?
「それってどうなの?」
「幸せになれないわ」
って誰かは言ったかもしれない
上記の2人は生き方は立派かもしれないけど
決してイイ男とは私は思えないな
でも彼らは支えてくれる家族がいなければ成功はしなかったんだろうなとも思う
ヒトって幸せを求めて生きてるけど
人生で幸せに生きるなんて結構難しいんじゃないのー??
まぁ時代も生育歴も違うから
こんな女たちにはなれないなーとは思うけれど
世の中ダメンズが増えたつーより女が変わったんじゃないかな?
そしてその男をダメンズとして扱うかは女にかかってる
というか二人の相性なのでは?
って
ことをダメンズに口頭で話したら黙ってた
伝わった?
って言ったら
いや全然わからん
って鼻で笑って寝てた
私口頭で説明するのは更に苦手みたい