ふみを書く | 産後ウツとモラハラを乗り越えた後

ふみを書く

先週の舞台でご祝儀をくださった方が何人かいらっしゃるので、
手紙を添えて何かお礼の品を送ろうと思っている。


メールで簡単にメッセージをやり取りできる時代に生きていながら、


私はよく絵葉書や手紙を書いている方かもしれないな



私がやっている芸事の世界では、やはり挨拶状やお礼といったことをこまめにしている。


また個人的に私を可愛がってくださる先輩ともメールではなく手紙で近況や気持ちを伝えあっている。

だから旅先や美術館などでは、いつも絵はがきを選んで買っている


私の好きな絵や旅先の風景写真を送ることで、楽しい気持ちになってほしいなって思うし、相手を思い浮かべながら、一字一字したためたり、品物を選んだり。



とても気持ちの籠もった丁寧な行いだなって思う。


私も頂いた絵はがきや便箋から相手の趣味やお人柄が伺えるのが楽しい。


とても面倒くさい作業だけど、
書いた手紙を封筒に入れてポストに投函する時は、何かをやり遂げたような達成感があるんだなぁ。

メールでボタン一つで送れてしまう内容を時間をかけて届けるじれったさ。


早く思いを届けたい

ありがたいと感じている気持ちを早く伝えたい。


こういうのを募る想いっていうのかな。

それがやっと解き放たれて、時を超えて届くんだものね。


募る思い、待つ思い

私がやっている芸は、まさにこういう思いを表現すること。

文のやり取りができる相手がいらっしゃることは、幸せなことだなぁって思う。


手紙って五感で相手の思いを感じられる素晴らしいツールだね。


紙に香を焚きしめて、

昔は相手が想いを寄せる方ならば、その手紙を枕元に置けば、まるでその方がそばにいるような気持ちになれたんだね。


う~ん、思いを馳せるだけで、心豊かになるひとときキラキラ
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