入道雲、懐かしいな
夕方、お琴と三味線の稽古をしていて、
気分転換に窓の外を見たら、
わぁ 入道雲
なんだかとっても懐かしい気持ちになりました。
小学生の頃の私は、窓から雲を眺めるのが大好きで、
ぼけ~っと長い時間、雲を眺めてはいろんな空想をしたものでした。
小学校一年だったかな?
国語の教科書に『くじらぐも』っていうのがあったのね。
それ以来、雲、特に夏の入道雲が好きで、
あの雲の上で暮らせたら? とか、
雲に乗って世界中を旅してみたいとかね。
雲絵日記なんかもつけてた。
ドラえもんで雲を固める道具とかなかったっけ?
アルプスの少女ハイジの主題歌では、ハイジが雲に乗ってたよね?確か。
ほんっと空想好きの女の子だった私。
授業中も、よく窓の外をぼんやり眺めていると担任の先生が母に言ってたらしい。
授業を聞いてんだか、聞いてないんだかよくいわかんない様子なんだけど、
質問すると、耳だけは聞いてるみたいでちゃんと答えるという、
変わった子だ。と、
その頃から変わり者に見られてたようだ。
今住んでるところは、空気もキレイだし、
散歩道には、季節の花が植えられていたり、畑では季節の野菜がなっていたり、
四季の変化を目と肌で感じられる。
そんな空や雲や自然の風景に心動かされる今の暮らしは、
幸せなんだと思う。
ピピも、窓の外の景色が見たくて、一生懸命背伸びしていました。