子どもがいる人生、いない人生 | 産後ウツとモラハラを乗り越えた後

子どもがいる人生、いない人生

昨日は久々に実家に帰って、実家近くに住んでる弟夫婦の家にも遊びに行った。
最近男の子が産まれて私とは初顔合わせでもある。

私はさほど子どもに興味あるわけでもなかったが、

弟の赤ちゃんは素直に可愛かった。瞬間瞬間で喜怒哀楽の表情が変わって見ていて飽きない。

私が抱っこすると、満面の笑みを見せた。そして小さな手と握手しようとしたら、逆にギュッと握り返された。意外と力強い。

その時、自然と愛しい気持ちになった。

私に子どもはいない。

年齢的にはタイムリミットが近づいている。でもどうしても欲しいわけでもなく、欲しくないわけでもない。成り行きに任せている。でも子作りをしてるわけでもない。別に今のままでも幸せだし、子どもがいたらまた別の楽しみがあるだろうとは思える。

だけど最近いろんな場所で、色んな人に言われ始めた

「タマさんは子ども作らないの」
「ダンナさんは欲しいとか言わないの」
「今 何歳 もう作らないと間に合わないよ」
「○○さんは子どもいるから仕事早く帰るのわかるけど、タマさんは早く帰って何するの」
「子どもいないんだから、やりたいこと出来るの当然よね」
など、子どもを持った友達や家族に心配されたり、職場では半分嫌みを言われたり、あまり気にしてなかったのに、最近そういう言葉が少し気になる。

しかも弟2人に立て続けに子ども産まれると、今後新年などに家族であう度に私の肩身は狭くなるに違いない。

子どもの話題で盛り上がっても、私は寂しげな笑顔をしているように見えるだろう。
実際、昨日も甥っ子が可愛いと思いながらも、私の中でなんとも言えない居心地の悪さを感じた。

だからといって切羽詰まってるわけでもないし、私は今 本気で芸事を極めるつもりで毎日稽古に励んでいる。やりたいことや 行きたい場所も沢山ある。

だから子どもが出来ない限りは 今目の前にあることを追究していくだろう。

でも偶然でも出来たとしたら、今の私は喜びに満ち溢れると思う。

だって、生理が遅れた時に、妊娠検査薬の反応を待つ間、期待するのは、やっぱり陽性の縦ラインだから。

でも今の状況では、多分子どもは出来ないと思う。
積極的に子作りしてないし、今後も積極的な子作りをすることはないと思うから。
2人の間にどうしても欲しいという気持ちがないからだ。

でも私は何を言われても、人生に後悔しないだけのことをやり遂げるつもりだ。